グアム旅行の持ち物完全ガイド｜南国リゾートを快適に楽しむための準備リスト

日本から約3時間半のフライトで到着できるグアムは、週末を利用した短期旅行にも最適な南国リゾートです。

美しいビーチ、豊富なマリンアクティビティ、充実したショッピング環境、そして日本語が通じやすい環境が、多くの日本人旅行者を惹きつけています。

家族連れからカップル、友人同士まで、幅広い層が楽しめるグアムですが、快適な旅行にするためには適切な準備が欠かせません。

南国特有の強い日差し、高温多湿の気候、ビーチやプールでのアクティビティ、そしてアメリカの一部としての入国手続きなど、グアム旅行ならではの準備ポイントが存在します。

本記事では、グアム旅行に必要な持ち物を、必需品からビーチグッズ、便利アイテムまで、詳しく解説していきます。

初めてのグアム旅行でも、リピーターの方でも、この記事を参考にして完璧な準備を整え、南国リゾートでの最高の時間を過ごしてください。

　 旅行におすすめのアイテム

グアム入国に必要な書類

グアムはアメリカ合衆国の準州であるため、入国には本土アメリカと同様の手続きが必要です。

ただし、グアムと北マリアナ諸島に限定した特別なビザ免除プログラムがあり、条件を満たせば比較的簡単に入国できます。

必要な書類を事前に準備し、スムーズな入国審査を実現しましょう。

パスポート

グアム旅行において最も重要なのが、有効なパスポートです。

日本国籍の場合、グアムへの観光目的での滞在は45日以内であれば、ESTA（電子渡航認証システム）なしで入国できるグアム・北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムが利用できます。

このプログラムを利用する場合、パスポートの有効期限は滞在期間プラス45日以上が必要とされています。

つまり、4泊5日のグアム旅行であれば、帰国予定日から45日以上の有効期限が残っている必要があります。

ただし、より長い有効期限が推奨されており、念のため6ヶ月以上の残存期間があることが理想的です。

パスポートの顔写真ページは、出入国スタンプが押されるため、余白が十分にあることも確認しておきましょう。

パスポートのコピーやスマートフォンでの写真撮影をしておくことで、万が一の紛失時にも対応しやすくなります。

また、家族旅行の場合、子供のパスポートも必ず確認し、有効期限が切れていないか確認することが重要です。

税関申告書と出入国カード

グアムに到着すると、機内で配られる税関申告書（Customs Declaration）と出入国カード（I-736）の記入が必要です。

税関申告書は、家族で1枚を共有して記入できますが、出入国カードは一人一枚ずつ記入する必要があります。

これらの書類は英語での記入が求められますが、最近では日本語の記入例も配布されることが多く、それを参考にすれば難しくありません。

記入には、パスポート番号、生年月日、グアムでの滞在先住所（ホテル名でも可）などの情報が必要になるため、事前に準備しておくとスムーズです。

特に、グアムでの滞在先住所は、ホテルの予約確認書やメモに記載しておくことで、機内で慌てずに記入できます。

ボールペンは機内に持ち込んでおくことで、フライト中に落ち着いて記入でき、到着後の入国審査がスムーズになります。

入国審査では、パスポート、出入国カード、往復の航空券（Eチケット控え）の提示が求められることがあるため、これらをすぐに取り出せるようにしておくことが推奨されます。

帰りの航空券の確認書

グアム入国時には、帰国便または次の目的地への航空券を所持していることが入国条件となります。

往復航空券を予約している場合は、Eチケット控えを印刷して持参するか、スマートフォンに保存しておくことで、入国審査時に提示できます。

万が一、帰りの航空券を持っていないと判断された場合、入国を拒否される可能性もあるため、必ず確認できる状態にしておくことが重要です。

復路便の便名、出発日時、航空会社名などを記載したメモを作成しておくことで、口頭で質問された際にも迅速に答えられます。

また、ホテルの予約確認書も、英語で印刷またはスマートフォンに保存しておくと、滞在先を証明する際に役立ちます。

グアムの入国審査は、観光客が多いこともあり、比較的スムーズに進むことが多いですが、準備をしっかりしておくことで、さらに安心して手続きを進められます。

海外旅行保険証

グアムはアメリカの準州であるため、医療費は非常に高額です。

風邪で病院を受診するだけで数万円、怪我で救急搬送された場合は数十万円以上かかることも珍しくありません。

海外旅行保険への加入は、グアム旅行において必須といえます。

クレジットカード付帯の保険もありますが、補償額が十分でない場合が多いため、別途手厚い補償の保険に加入することが推奨されます。

特に、マリンスポーツやダイビングなどのアクティビティを予定している場合は、それらの活動も補償対象に含まれているか確認することが重要です。

保険証券は印刷して持参し、緊急連絡先の電話番号をスマートフォンに登録しておくことで、万が一の際に迅速に対応できます。

また、キャッシュレス診療が受けられる保険を選ぶことで、高額な医療費を立て替える必要がなくなります。

グアムでは、マリンアクティビティ中の怪我や、強い日差しによる熱中症、食あたりなどのトラブルも発生しやすいため、保険は安心して旅行を楽しむための重要な投資です。

ビーチリゾートの必需品

グアム旅行の最大の魅力は、美しいビーチとマリンアクティビティです。

ビーチやプールで快適に過ごすためには、適切なグッズを準備することが欠かせません。

日本から持参すべきものと、現地で調達できるものを理解し、効率的に荷造りをしましょう。

水着とビーチウェア

グアム旅行において、水着は最も重要な持ち物の一つです。

ビーチやホテルのプールで泳ぐ予定がある方は、水着を必ず持参しましょう。

グアムでも水着は購入できますが、サイズやデザインが日本人の好みに合わない場合もあるため、日本から着慣れたものを持参することをお勧めします。

女性の場合、ビキニやワンピースタイプなど、好みのスタイルを選べますが、アクティブにマリンスポーツを楽しむ予定がある方は、動きやすいスポーツタイプの水着が適しています。

男性の場合、サーフパンツやボードショーツが一般的で、ビーチだけでなく街中でも着用できるデザインのものもあります。

水着は複数枚持参することで、一枚が乾かない場合でも次の日に困ることがありません。

特に、連日ビーチやプールで過ごす予定がある場合は、予備の水着があると便利です。

ラッシュガードは、日焼け防止とクラゲなどの海洋生物から肌を守る役割があり、グアムのような紫外線が強い地域では必須アイテムです。

長袖のラッシュガードを着用することで、日焼け止めを塗る範囲を減らすことができ、環境にも優しい選択となります。

ビーチサンダルも必携で、ビーチやプールサイドでの移動に便利なだけでなく、ホテルの部屋からビーチへの行き来にも使えます。

グアムのビーチは、場所によってはサンゴや岩が多く、裸足では危険な場合もあるため、マリンシューズがあるとさらに安心です。

日焼け止めとアフターサンケア

グアムの紫外線は日本の数倍強く、適切な日焼け対策をしないと、短時間で深刻な日焼けをしてしまいます。

日焼け止めは、SPF50以上、PA++++の最高レベルのものを選び、ウォータープルーフタイプが理想的です。

グアムでも日焼け止めは購入できますが、日本製のものは肌に優しく、使用感も良いため、日本から持参することをお勧めします。

ビーチやプールでは、2時間おきに塗り直すことが推奨されており、泳いだ後や汗をかいた後は、その都度塗り直すことで効果を維持できます。

顔用、体用と分けて持参すると、より快適に使用できます。

また、日焼け止めだけでなく、日焼け後のケアも重要です。

アロエベラジェルやアフターサンローションは、日焼けした肌を鎮静させ、ほてりを抑える効果があります。

グアムでも購入できますが、肌に合わないこともあるため、使い慣れたものを持参するほうが安心です。

保湿効果の高いボディクリームやフェイスマスクも、日焼けと冷房で乾燥した肌をケアするために役立ちます。

唇も日焼けしやすい部分であるため、UVカット機能付きのリップクリームを持参し、こまめに塗ることで、唇の荒れを防げます。

リップクリームは、水分補給と合わせて使用することで、さらに効果的です。

サングラスと帽子

強い日差しから目と顔を守るため、サングラスと帽子は必須アイテムです。

サングラスは、UVカット機能が付いた質の良いものを選ぶことで、目の健康を守り、眩しさによる疲労も軽減できます。

偏光レンズのサングラスは、水面の反射を抑える効果があり、ビーチやマリンアクティビティの際に特に有効です。

グアムでは、サングラスをかけることが一般的であり、ファッションアイテムとしても活用できます。

予備のサングラスを持参することで、紛失や破損のリスクにも対応できます。

帽子は、直射日光を避けるために重要で、特につばの広いハットタイプは、顔全体を日差しから守ることができます。

キャップタイプの帽子は、カジュアルな観光に適しており、風で飛ばされにくいという利点もあります。

折りたたみ式の帽子を選べば、使わない時はバッグにコンパクトに収納でき、荷物の負担も減らせます。

帽子は、熱中症予防にも効果的で、特に日中の屋外活動では欠かせないアイテムです。

子供連れの場合は、子供用の帽子も必ず持参し、こまめに着用させることで、安全に南国の太陽を楽しめます。

防水ポーチとビーチバッグ

ビーチやプールでは、貴重品の管理が重要な課題となります。

防水ポーチがあれば、スマートフォンやホテルのキーカード、現金などを水から守りながら携帯できます。

首から下げるタイプの防水ポーチは、泳ぎながらでも貴重品を身につけておけるため、盗難の心配が減ります。

スマートフォンを防水ポーチに入れることで、水中での写真撮影も可能になり、思い出をより多く残せます。

ビーチバッグは、タオルや日焼け止め、飲み物などを入れて持ち運ぶために必要です。

大きめのトートバッグや、砂が抜けやすいメッシュタイプのバッグが便利です。

ビーチバッグは、ホテルからビーチへの移動だけでなく、買い物やレストランへの外出時にも活用できます。

カラビナやフックが付いているバッグを選べば、ビーチチェアに引っ掛けることができ、砂で汚れるのを防げます。

また、ジップロックなどの密閉袋を持参することで、濡れた水着やタオルを入れて持ち帰る際に、他の荷物を濡らさずに済みます。

複数のサイズの密閉袋を用意しておくと、様々な用途に使えて便利です。

南国の気候に対応する衣類

グアムは一年を通じて高温多湿の熱帯気候であり、日本の真夏と同様またはそれ以上の暑さです。

適切な服装を選ぶことで、快適に観光を楽しむことができます。

ただし、室内の冷房が非常に強いことも多いため、体温調節できる服装が理想的です。

基本の服装

グアムでは、Tシャツやタンクトップ、短パン、ワンピースなど、通気性の良い軽装が基本です。

綿やリネンなどの天然素材や、速乾性のある化学繊維の服を選ぶことで、汗をかいてもすぐに乾き、快適に過ごせます。

男性の場合、Tシャツとハーフパンツの組み合わせが最も一般的で、ビーチからショッピングモールまで、様々な場所で適切な服装となります。

女性の場合、ワンピースやマキシスカート、ショートパンツにタンクトップなど、涼しくておしゃれな服装を楽しめます。

グアムは観光地であるため、服装に関してはかなりカジュアルで、ビーチサンダルにTシャツというスタイルでも、ほとんどの場所に問題なく入れます。

ただし、一部の高級レストランやホテルのディナー会場では、ドレスコードが設定されている場合もあるため、襟付きのシャツやワンピースなど、ややフォーマルな服を1セット用意しておくと安心です。

着替えの枚数については、短期旅行であれば最小限で問題なく、ホテルで洗濯することも可能です。

グアムのホテルには、ランドリーサービスやコインランドリーが備わっていることが多く、洗濯して繰り返し着ることで荷物を減らせます。

羽織りものと長袖

グアムの屋外は非常に暑いですが、室内は冷房が強く効きすぎていることが多く、寒く感じることもあります。

ショッピングモール、レストラン、バスやタクシーの車内などでは、冷房が強いため、薄手のカーディガンやパーカーを持参することをお勧めします。

長袖のシャツや薄手のストールがあれば、冷房対策だけでなく、日焼け防止にも役立ちます。

特に女性は、冷房による体の冷えが体調不良につながることもあるため、羽織りものは必携です。

また、高級レストランやカジノなど、一部の施設では肌の露出を控えることが求められる場合もあるため、長袖の服があると対応できます。

夜のビーチ沿いを散歩する際にも、海風で少し肌寒く感じることがあるため、薄手の上着があると快適です。

軽量でコンパクトに折りたためるウインドブレーカーやパーカーを選べば、バッグに入れて持ち運んでも邪魔になりません。

雨季（7月〜11月）に訪れる場合は、突然のスコールに備えて、撥水性のある上着や折りたたみ傘も持参すると便利です。

グアムのスコールは短時間で激しく降ることが多いですが、すぐに晴れることも多いため、レインコートよりも折りたたみ傘のほうが使いやすいかもしれません。

靴の選び方

グアム旅行では、ビーチサンダルと歩きやすいスニーカーの両方を持参することをお勧めします。

ビーチサンダルは、ビーチやプールはもちろん、ホテル内やちょっとした外出にも便利で、荷物もかさばりません。

ただし、長時間の観光やショッピングには適していないため、歩きやすいスニーカーやサンダルも必要です。

タモン地区のショッピングエリアを歩いたり、観光スポットを巡ったりする際には、履き慣れたスニーカーが最適です。

グアムは舗装された道が多いですが、ビーチ沿いの遊歩道など、多少の凹凸がある場所もあるため、クッション性のある靴を選ぶと疲れにくくなります。

マリンシューズは、シュノーケリングやウォーターアクティビティを予定している場合に便利で、足元を保護しながら水中でも歩けます。

グアムのビーチには、サンゴのかけらや岩があることもあり、裸足では怪我をするリスクがあるため、マリンシューズがあると安心です。

新しい靴を旅行のために購入する場合は、必ず事前に履き慣らしておくことで、靴擦れを防げます。

靴擦れができた場合に備えて、絆創膏や靴擦れ防止のテープも持参しておくと良いでしょう。

電子機器と通信手段

現代の旅行において、スマートフォンやカメラなどの電子機器は欠かせません。

グアムでも快適にこれらのデバイスを使用するための準備を整えましょう。

適切な通信手段を確保することで、地図の確認、レストランの検索、SNSへの投稿など、様々な場面で便利に活用できます。

スマートフォンと充電環境

スマートフォンは、グアム旅行において最も重要な電子機器の一つです。

グアムの電源プラグは、日本と同じAタイプ（平刃2本）であるため、変換プラグは基本的に不要です。

電圧は日本の100Vに対してグアムは110〜120Vですが、スマートフォンの充電器はほとんどが全世界対応（100〜240V）であるため、そのまま使用できます。

充電器のラベルに「INPUT: 100-240V」と記載されていれば、グアムでも問題なく使用可能です。

モバイルバッテリーは、一日中観光する際に非常に便利で、バッテリー切れの心配なくスマートフォンを使用できます。

10000mAh以上の容量があれば、スマートフォンを2〜3回フル充電でき、安心して使用できます。

ただし、モバイルバッテリーは航空機の預け入れ荷物には入れられず、必ず機内持ち込み荷物に入れる必要があります。

防水ケースは、ビーチやプールでスマートフォンを使用する際に必須で、水中での写真撮影も可能になります。

マリンアクティビティ中に思い出を記録したい方は、防水ケースまたは防水機能付きのスマートフォンを準備しましょう。

インターネット接続の準備

グアムでのインターネット接続方法は、いくつかの選択肢があります。

ポケットWi-Fiのレンタルは、複数人で旅行する場合や、複数のデバイスを同時に接続したい場合に便利です。

日本の空港で受け取りと返却ができ、グアム全域でインターネットが使用できます。

現地SIMカードは、SIMフリーのスマートフォンを持っている場合に利用でき、グアムの携帯ショップやコンビニで購入できます。

eSIMは、物理的なSIMカードが不要で、オンラインで購入して設定するだけで使用でき、最近のiPhoneや一部のAndroid端末で利用可能です。

携帯電話会社の海外ローミングサービスも利用できますが、料金が高額になる傾向があるため、事前に料金プランを確認することが重要です。

最近では、ドコモやau、ソフトバンクなども、海外でのデータ使用に対応したプランを提供しているため、自分に合ったプランを選びましょう。

また、グアムのホテル、カフェ、ショッピングモールなどでは、無料Wi-Fiが提供されていることが多いですが、セキュリティ面でのリスクもあるため、重要な情報のやり取りは避けることが推奨されます。

オフライン地図をダウンロードしておくことで、インターネット接続がない状況でも地図を確認できます。

Google Mapsでは、事前に特定のエリアの地図をダウンロードしておく機能があり、これを活用すればデータ通信量も節約できます。

カメラと撮影機器

グアムの美しいビーチや夕日、マリンアクティビティの様子など、写真に収めたい瞬間が数多くあります。

スマートフォンのカメラでも十分な場合が多いですが、より高画質な写真を残したい方は、デジタルカメラを持参することも検討できます。

水中での撮影を予定している場合は、防水カメラやアクションカメラ（GoProなど）があると、シュノーケリングやダイビング中の美しい海中の様子を記録できます。

グアムでは、水中カメラのレンタルサービスを提供しているショップもあるため、購入せずにレンタルするという選択肢もあります。

自撮り棒や三脚は、グループ写真や夕日の撮影に便利ですが、一部のビーチや施設では使用が禁止されている場合もあるため、事前に確認することが推奨されます。

予備のバッテリーやメモリーカードも持参し、撮影機会を逃さないよう準備しましょう。

特に、丸一日ビーチで過ごす場合や、複数のアクティビティに参加する場合は、バッテリーの消費が早いため、予備があると安心です。

撮影したデータは、クラウドストレージに定期的にバックアップすることで、万が一のデータ喪失に備えられます。

ホテルのWi-Fiを利用して、夜間にバックアップを取る習慣をつけると良いでしょう。

支払い手段と現金の準備

グアムはアメリカの準州であるため、通貨はアメリカドルが使用されます。

キャッシュレス化が進んでいる一方で、チップ文化もあるため、適切な金額の現金とクレジットカードの両方を準備することが重要です。

効率的な支払い手段を整えることで、グアムでの買い物や食事がスムーズになります。

クレジットカード

グアムでは、VisaまたはMastercardのクレジットカードが広く使用でき、ほとんどの店舗やレストランで利用可能です。

最低2枚のクレジットカードを持参することで、万が一のカードトラブルにも対応できます。

グアムのホテルでは、チェックイン時にクレジットカードの提示が求められ、デポジット（保証金）として一時的に与信枠が確保されることが一般的です。

レンタカーを借りる場合も、クレジットカードが必須となるため、デビットカードやプリペイドカードでは受け付けてもらえないことがあります。

クレジットカードには、海外旅行保険が付帯しているものも多いため、所有しているカードの補償内容を出発前に確認しておくことをお勧めします。

カードの紛失や盗難に備えて、カード会社の緊急連絡先もメモしておくと安心です。

また、クレジットカードの暗証番号を確認しておき、サインレス決済にも対応できるよう準備しましょう。

現金とチップの準備

クレジットカードが主流とはいえ、チップの支払いや小額の取引では現金が必要になります。

日本円をアメリカドルに両替する方法は、日本国内の銀行や空港、グアム現地の両替所など、いくつかの選択肢があります。

一般的には、グアム到着後、空港や市内の両替所で両替するほうが、レートが良い場合が多いです。

ただし、到着直後にタクシーやバスを利用する場合は、少額のドルを日本で両替しておくと便利です。

旅行期間や予定によって異なりますが、3泊4日程度の旅行であれば、200〜300ドル程度の現金を用意しておくと安心です。

特に重要なのが、チップ用の小額紙幣を多めに用意することです。

グアムでもアメリカ本土と同様にチップ文化があり、レストランやタクシー、ホテルのベルボーイなど、様々な場面でチップを渡すことが期待されます。

1ドル札を20〜30枚程度、5ドル札を10枚程度持っておくと、様々な場面で便利に使えます。

レストランでのチップは食事代の15〜20%が目安で、サービスが良ければ20%以上を渡すこともあります。

タクシーでは運賃の15〜20%、ホテルのベルボーイには荷物1個につき1〜2ドル、ハウスキーピングには1泊につき2〜5ドルが一般的です。

クレジットカードでの支払い時にもチップを追加できますが、現金で直接渡すほうがスマートな場合もあります。

高額紙幣（50ドル札や100ドル札）は、小さな店舗やタクシーでは受け取りを拒否されることもあるため、20ドル札以下の紙幣を中心に持つことが推奨されます。

また、グアムのATMでは、日本のクレジットカードやデビットカードを使用して現地通貨を引き出すこともできます。

国際キャッシング機能が付いたカードを持っていれば、必要な時に必要な金額だけを引き出せるため、大量の現金を持ち歩くリスクを避けられます。

ただし、キャッシング手数料や為替手数料がかかるため、事前に自分のカードの手数料を確認しておくことが重要です。

健康管理と衛生用品

グアムの強い日差し、高温多湿の気候、慣れない食事などは、体調を崩す原因となることがあります。

適切な健康管理グッズと衛生用品を準備することで、快適に旅行を楽しめます。

医療費が高額なグアムでは、自分で対処できる軽い体調不良に備えることが特に重要です。

常備薬と救急用品

慣れない環境や食事、気候の変化などで、体調を崩すことも珍しくありません。

日本から使い慣れた常備薬を持参することで、軽い体調不良には自分で対処できます。

頭痛薬、胃腸薬、風邪薬、鎮痛剤などは、日本で普段使用しているものを持参しましょう。

グアムの薬局でも薬は購入できますが、英語での説明を理解する必要があり、また日本のものと成分や効き目が異なる場合もあるため、使い慣れた薬を持参したほうが安心です。

特に胃腸薬は重要で、グアム料理はアメリカ料理が中心で油分が多く、ポーションサイズも大きいため、胃腸に負担がかかることがあります。

また、冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来することで、体温調節がうまくいかず、風邪をひくこともあります。

マリンアクティビティ中の怪我や靴擦れに対応するため、絆創膏や消毒液などの簡単な救急用品も準備しておくと安心です。

長時間の観光で靴擦れができた際に、絆創膏があれば痛みを軽減でき、その後の観光も楽しめます。

虫刺され用の軟膏も持参しておくと、蚊やその他の虫に刺された際に痒みを抑えられます。

グアムは熱帯地域であるため、蚊などの虫が多く、特に夕方以降は虫除けスプレーの使用が推奨されます。

持病がある方や、定期的に服用している処方薬がある場合は、旅行期間中に必要な量よりも多めに持参し、予備も用意しておくことが推奨されます。

処方薬を持参する場合は、英文の処方箋や診断書を医師に作成してもらい、税関での説明に備えることが重要です。

熱中症対策グッズ

グアムの気温は一年を通じて28〜32度程度で、湿度も高いため、熱中症のリスクがあります。

特に、ビーチやプールで長時間過ごす場合や、日中の観光では、十分な熱中症対策が必要です。

水分補給は最も重要で、マイボトルを持参してこまめに水を飲む習慣をつけましょう。

グアムのコンビニやスーパーマーケットでは、ペットボトルの水を購入できますが、毎日購入すると費用がかさむため、マイボトルに補充して使うほうが経済的です。

グアムの水道水は基本的に飲用可能ですが、硬水であるため、日本の軟水に慣れている方はお腹を壊すこともあります。

心配な場合は、ミネラルウォーターを購入して使用しましょう。

塩分補給のための塩飴や経口補水液も、熱中症予防に効果的です。

長時間のビーチ滞在やアウトドアアクティビティの際には、これらを携帯しておくと安心です。

冷却グッズとして、冷感タオルや携帯用扇風機があると、暑さをしのぐのに役立ちます。

冷感タオルは、水で濡らして絞るだけで冷たくなり、首に巻いておくことで体温の上昇を抑えられます。

携帯用扇風機は、首から下げるタイプや手持ちタイプなど、様々な種類があり、外出時の暑さ対策に便利です。

衛生用品とウェットティッシュ

グアムでは、レストランで日本のようにおしぼりが提供されることはほとんどありません。

食事前に手を清潔にするため、ウェットティッシュや除菌ジェルを持参することをお勧めします。

特に、屋台やフードトラックで食事をする場合や、ビーチで食べ物を食べる際には、ウェットティッシュがあると便利です。

また、公共のトイレが清潔でない場合もあるため、トイレットペーパーやポケットティッシュを持参しておくと安心です。

グアムのトイレは、日本のようにウォシュレット機能がついていないことがほとんどなので、必要な方は携帯用のウォシュレットを持参することも検討できます。

生理用品は、日本から持参することをお勧めします。

グアムでも購入できますが、日本製のもののほうが品質が高く、使用感も良いためです。

また、予備として多めに持参しておくことで、旅行中に不足する心配がありません。

女性の場合、水着を着用する際の生理対策として、タンポンやムーンカップなども検討できます。

グアム特有の便利グッズ

グアム旅行をより快適にするために、現地の環境や文化に特化した便利グッズを準備しましょう。

これらは必須というわけではありませんが、持っていると様々な場面で役立つアイテムです。

南国リゾートならではの楽しみ方を最大限に満喫するための準備をしましょう。

シュノーケリングセット

グアムの海は透明度が高く、シュノーケリングに最適な環境です。

マスク、シュノーケル、フィンのセットを日本から持参することで、いつでも好きな時にシュノーケリングを楽しめます。

グアムでもレンタルは可能ですが、衛生面が気になる方や、複数回使用する予定がある方は、マイシュノーケルを持参したほうが快適です。

特にマスクは、顔の形に合ったものを使用することが重要で、合わないマスクは水が入ってきたり、顔に跡がついたりします。

日本で自分の顔に合ったマスクを購入して持参することで、快適にシュノーケリングを楽しめます。

フィンについては、かさばるため持参が難しい場合もありますが、マスクとシュノーケルだけでも持参する価値があります。

また、ライフジャケットやシュノーケリングベストがあると、泳ぎに自信がない方でも安心して海を楽しめます。

グアムのマリンショップでもレンタルできますが、マイライフジャケットがあれば、ビーチで自由にシュノーケリングができます。

水中カメラや防水ケースも、シュノーケリング中の美しい魚やサンゴ礁を撮影するために便利です。

グアムの海には、カラフルな熱帯魚が数多く生息しており、シュノーケリングだけでも十分に海中の世界を楽しめます。

日本語ガイドブックと地図

グアムは日本人観光客が多く、日本語が通じる場所も多いですが、より深くグアムを楽しむためには、日本語のガイドブックがあると便利です。

レストランの情報、観光スポットの詳細、ショッピングモールの営業時間など、ガイドブックには有益な情報が満載です。

最近では、電子書籍版のガイドブックも多く販売されており、スマートフォンやタブレットで閲覧できるため、荷物を減らすことができます。

紙のガイドブックは、ビーチやプールサイドでも気軽に見られるという利点があり、電子機器のバッテリー切れの心配もありません。

グアムの地図も、スマートフォンのGoogleマップで十分な場合が多いですが、オフライン地図をダウンロードしておくことで、インターネット接続がない状況でも確認できます。

紙の地図は、全体を一目で把握できるという利点があり、旅行計画を立てる際にも役立ちます。

また、グアムの観光案内所や空港、ホテルでは、無料の地図やパンフレットが配布されていることも多いため、到着後に入手することもできます。

エコバッグとショッピングバッグ

グアムでは、プラスチック製のレジ袋が有料または提供されないことが一般的です。

スーパーマーケットやショッピングモールでの買い物時に、エコバッグがあると便利です。

折りたたみ式のコンパクトなエコバッグを、メインバッグの中に入れておけば、急な買い物にも対応できます。

グアムは免税ショッピングの天国でもあり、ブランド品やコスメ、お菓子など、つい買いすぎてしまうことも多いです。

大きめのトートバッグやショッピングバッグがあると、複数の店舗で購入したものをまとめて持ち運べます。

特に、Kマートやペイレススーパーマーケットなど、地元のスーパーマーケットでお土産を購入する際には、エコバッグが必須です。

これらのスーパーマーケットでは、レジ袋が提供されないことが多く、購入した商品を持ち帰る手段が必要になります。

また、ビーチやプールで濡れた水着やタオルを入れて持ち帰る際にも、防水性のあるバッグやジップロックがあると、他の荷物を濡らさずに済みます。

複数のサイズの密閉袋を用意しておくと、様々な用途に使えて便利です。

日本の食品や調味料

グアムでの食事は、アメリカ料理が中心となるため、日本食が恋しくなることもあります。

特に、長期滞在や子供連れの場合、日本の味が欲しくなることがあるため、インスタント味噌汁やふりかけ、お茶などを持参すると安心です。

グアムにも日本食レストランや日系スーパーマーケットがあり、日本の食品を購入することはできますが、価格は日本の2〜3倍になることが多いです。

ホテルの部屋で簡単に食べられるカップ麺やレトルト食品を持参することで、食費の節約にもなります。

特に、朝食にお茶漬けや味噌汁があると、胃腸を休めることができ、体調管理にも役立ちます。

ただし、生鮮食品や肉類、果物などは、アメリカへの持ち込みが制限されているため、注意が必要です。

加工食品やインスタント食品であれば、基本的に持ち込み可能ですが、不安な場合は事前に確認しましょう。

また、小さな子供がいる家族の場合、子供用のお菓子や飲み物を持参することで、慣れない環境でも子供が安心して過ごせます。

まとめ

グアム旅行を快適に楽しむためには、パスポートと入国書類、海外旅行保険、支払い手段などの必需品を確実に準備することが基本です。

南国リゾートならではの持ち物として、水着やビーチウェア、日焼け止め、サングラス、帽子などは必携で、強い紫外線から身を守ることが重要です。

電子機器については、グアムの電源プラグが日本と同じAタイプであるため変換プラグは不要ですが、インターネット接続の準備や防水ケースなどがあると便利です。

健康管理の面では、常備薬、熱中症対策グッズ、衛生用品などを準備し、高額な医療費に備えて手厚い海外旅行保険に加入することが推奨されます。

シュノーケリングセットやエコバッグなど、グアム特有の便利グッズを持参することで、現地での体験がより充実したものになります。

本記事で紹介した持ち物リストを参考に、自分の旅行スタイルと予定に合わせた準備を整えて、美しいビーチとマリンアクティビティが楽しめるグアムでの最高の時間を満喫してください。

日本から近く気軽に行ける南国リゾート、グアムでの素晴らしい思い出を、万全の準備とともに作り上げてください。