こんにちは、HALです。
新幹線にキャリーケースを持ち込む際に「どこに置けばいい?」「どうすればいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。新幹線にはキャリーケースを持ち込む際のルールやマナーがあり、それを把握することで快適な移動が可能になります。
本記事では、新幹線にキャリーケースを持ち込む際のサイズ制限や特大荷物スペースの予約方法、適切な置き場所について詳しく解説します。特に、事前にサイズや重量を確認し、必要であれば特大荷物スペースを予約することで、余計な手間や手数料を回避してスムーズに旅を楽しめるでしょう。
出張族10年以上の中で様々な地域の新幹線を多数利用した私のリアルな経験も踏まえて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
● 新幹線にキャリーケースを持ち込む際のサイズや重量の規定について理解できる
● 特大荷物スペースやコーナーの予約方法について理解できる
● キャリーケースを置く場所や適切な置き方について理解できる
● 新幹線内で荷物を持ち運ぶ際のマナーや注意点について理解できる
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新幹線にキャリーケースを持ち込む場合はどうすればいい?
新幹線でキャリーケース(スーツケース)を持ち込む際は、事前にルールや注意点を把握しておくことが大切です。
新幹線は移動に便利な乗り物ですが、座席の広さや荷物を置けるスペースが限られているため、重い荷物や大きめのキャリーケースを持ち込む場合は適切な準備が必要になります。
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サイズや重さをチェックする
新幹線にキャリーケースを持ち込む際は、サイズや重さのチェックが必要です。正直、一般的な旅行や出張であれば持ち込むキャリーケースはたかが知れているためあまり意識する必要はありませんが、厳密にはルールが定められているため、一旦把握はしておいた方が良いかと思います。
スーツケースのサイズ制限について、新幹線では縦・横・高さの合計が250cm以内、そして重さが30kg以内のものを2個まで持ち込むことが可能です。このルールは新幹線の路線にかかわらず共通しており、どの路線でも適用されます。
<引用:JRおでかけネット>
また、長さは2mまでが上限となっており、それ以上の大きさの荷物は持ち込めません。持ち込める荷物の制限は、飛行機での機内持ち込み制限と似ているため、飛行機に慣れている方にとっては比較的わかりやすいかもしれませんね。
これらのサイズ・重量制限を超える荷物は持ち込むことができませんので、「該当するかも?」と思った場合は旅行前に必ずキャリーケースのサイズを測り、制限内であるか確認しましょう。特に海外旅行帰りや長期の出張などで、荷物が増えることが予想される場合は、荷物の総量に注意を払うことが必要です。
特大荷物について
新幹線では「特大荷物」と呼ばれる規定が設けられており、一部の新幹線では、縦・横・高さの合計が160cmを超え、250cm以下の荷物を「特大荷物」と定義しています。特大荷物は、一般的な荷物とは異なり、通常の座席に置くことができないため、専用のスペースを確保する必要があります。
<引用:JRおでかけネット>
特大荷物の取り扱いがある路線は、主に東海道・山陽・九州・西九州新幹線です。この路線では、特大荷物を持ち込む際には「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」を予約しなければなりません。予約をしていない場合、車内に持ち込む際に1,000円の持込手数料が発生します。
<引用:JRおでかけネット>
特大荷物スペースつき座席は、車両の最後部にある座席の後ろに設置されている荷物置き場です。このスペースは、事前に予約した人のみが利用できるため、安心して大きな荷物を預けることができます。特大荷物コーナーは、デッキ部分にある荷物棚で、こちらも予約が必要です。デッキにあるため、自分の座席から少し離れることになりますが、施錠機能があるため盗難のリスクも軽減されます。
特に、スーツケースの大きさが160cmを超える場合は、この予約を忘れずに行うようにしましょう。予約をしないと、荷物を置く場所が確保できないだけでなく、余計な手数料がかかってしまいますので注意しましょう。
特大荷物の予約方法
特大荷物を持ち込む際には、事前に「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」を予約する必要があります。この予約は、駅の窓口やオンラインで簡単に行うことができます。
もっとも手軽な方法は、スマートフォンやPCから「エクスプレス予約」や「スマートEX」といったJR東海のオンライン予約サービスを利用することです。「特大荷物コーナー」のご利用方法については、公式動画があるのでこちらがわ分かりやすいです。
これらのサービスを使えば、自宅や出先でも簡単に予約が可能です。まずは、自分が利用する列車を選択し、座席を予約する際に「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」を選択します。予約画面では、荷物を置くスペースの場所やサイズが確認できるため、どのスペースが適切かも一目でわかります。
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また、駅の「みどりの窓口」でも直接予約が可能です。スタッフに特大荷物がある旨を伝えれば、適切な座席を案内してもらえます。インターネットを利用しない方や、詳細な説明を聞きたい方にとっては、この方法が最も安心です。
なお、予約をしなかった場合は、新幹線内で特大荷物を持ち込むための手数料1,000円がかかります。また、その場合は、車掌が指定する場所に荷物を置く必要があるため、スムーズな移動のためにも事前予約を強くおすすめします。
特大荷物を持ち込む予定がある方は、早めに座席の予約を行うことで、安心して旅を楽しむことができるでしょう。
新幹線でキャリーケースはどこに置く?
新幹線にキャリーケースを持ち込む際、どこに置くかは重要なポイントです。座席の足元や荷物棚、特大荷物スペース、荷物置場といった選択肢がありますが、それぞれの場所に適した荷物の大きさや制限があります。このセクションでは、キャリーケースを置く場所について詳しく解説します。
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座席の足元
座席の足元は、キャリーケースを置くための最も身近な場所です。ここでは、足元に置ける荷物のサイズや注意点について詳しく説明します。
足元に置ける荷物のサイズ
新幹線の普通車やグリーン車では、3辺の合計が120cm程度の荷物であれば足元に置けることが一般的です。例えば、55cm×40cm×25cmのスーツケースであれば、足元に収まります。短期間の旅行や出張に適したサイズで、特に荷物が少ない場合はこの方法が便利です。
足元に荷物を置く際の注意点
ただし、足元に荷物を置くと、足のスペースが狭くなってしまいます。特に長距離の移動では、快適さが損なわれる可能性があるため、荷物の大きさを確認してから置くようにしましょう。また、通路側の座席では、隣の人がトイレ等に行く際に荷物を移動する必要があるため、足元に置く際はその点にも配慮が必要です。
荷物棚
荷物棚は、座席上に設置されたスペースで、キャリーケースを収納するのに便利です。特に足元に置けない場合や、荷物が比較的大きい場合に利用されます。
荷物棚のサイズと適した荷物
新幹線の荷物棚は、一般的には奥行きが約42cmあり、3辺の合計が160cm未満の荷物を収納できます。例えば、幅が50cm程度のスーツケースでも、荷物棚に問題なく収まるため、荷物が足元に収まらない場合は、荷物棚の利用を検討するのがおすすめです。
荷物棚を利用する際の注意点
荷物棚を利用する際は、持ち上げる作業が必要です。重い荷物を無理に持ち上げようとするとケガをする可能性もあるため、力に自信がない場合は乗務員に手伝いを頼むのが安全です。また、荷物を安定した位置に置き、発車後や停車前に落下しないように注意しましょう。
特大荷物スペース
特大荷物スペースは、3辺の合計が160cmを超える荷物を持ち込む際に必要なスペースです。特大荷物を持ち込む場合、事前予約が必須となります。
<引用:JRおでかけネット>
特大荷物スペースつき座席の特徴
特大荷物スペースつき座席は、車両の最後部に設置されており、座席の後ろに荷物を置くことができるため、周囲の乗客に迷惑をかける心配がありません。また、荷物が大きくても安心して利用できるため、長期間の旅行や出張で大きなスーツケースを使用する場合に便利です。
特大荷物コーナーつき座席の利用
さらに、東海道・山陽新幹線には「特大荷物コーナーつき座席」が設置されています。これは、デッキ部分にある荷物用の棚を利用できるスペースで、上段には80cm×60cm×50cm、下段には80cm×60cm×40cmまでの荷物が置けます。利用するには事前予約が必要で、座席の場所によって上段か下段かが決まります。
荷物置き場
一部の新幹線では、座席以外に専用の荷物置き場が設けられています。この荷物置き場は、予約不要で利用できるものが多く、大型のスーツケースを置くことが可能です。
荷物置き場が設置されている新幹線
東北・北海道新幹線や北陸新幹線などでは、デッキ部分に荷物置き場が設けられていることがあります。例えば、東北新幹線のE5系、北海道新幹線のH5系、北陸新幹線のE7系などが代表的です。これらの車両では、予約なしで荷物置き場を利用できるため、手軽に大きな荷物を置けるのが特徴です。
荷物置き場を利用する際の注意点
ただし、荷物置き場は混雑時に使えないこともあります。特に、長期休暇や繁忙期には、荷物置き場がすぐに満杯になる可能性があるため、早めに場所を確保するか、最後部の座席を予約してそこに荷物を置くのが安全です。また、盗難防止のために荷物にワイヤー等をかけて固定することも有効でしょう。
新幹線で荷物を持ち上げられないときはどうすればいい?
新幹線に乗る際、特に大きな荷物を持っている場合は、荷物棚に荷物を持ち上げるのが難しいことがあります。体力的な問題や荷物の重さにより、スムーズに置けないことがあるでしょう。そのような場合に備えて、さまざまな対策が考えられます。以下では、荷物を持ち上げられないときの具体的な対策について解説していきます。
乗務員・車掌さんにお願いする
新幹線に乗車する際、最も安全で確実な方法は、乗務員や車掌に手伝いをお願いすることです。乗務員は、乗客のサポートを行うために車内を巡回しており、荷物の上げ下ろしを頼むこともできます。特に大きな荷物を持ち上げるのが難しい場合は、無理をせず、車掌に声をかけて手伝ってもらうのが一番です。
なお、可能であれば、車掌や乗務員にお願いする際は余裕のあるタイミングで声をかけるようにしましょう。座席に着いてから少し様子を見て、乗務員が通りかかるのを待つのも良い方法です。
ただし、私の経験上、最近は1人1人の切符確認がなくなってきたことからか、乗務員の巡回はかなり減った気がします。場合によっては、待っていても乗務員が来てくれないこともあるかもしれません。
近くの人にお願いする
もし乗務員がすぐに見つからない場合は、近くにいる乗客に手伝いをお願いするのも一つの手です。周りに助けを求めるのは不安に感じることもあるかもしれませんが、多くの人が快く協力してくれることが多いです。実際、私は頻繁に新幹線を利用しますが、女性や高齢者の荷物を近くの人が持ち上げている光景はたまに目にします。
特に体力に自信がない場合や、急いで荷物を棚に置かなければならないときには、周囲の協力が役立つことが多いでしょう。
なお、お願いする際は、無理のない範囲で相手に負担をかけないよう配慮しましょう。例えば、「すみません、少し手伝っていただけませんか?」と丁寧に頼むと、よりスムーズに助けてもらえるでしょう。丁寧にお願いすればよほど断られることはないかと思います。
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座席の足元に置く
次に、座席の足元に置くという方法です。足元に置く場合もいくつか注意点がありますので、以下に解説します。
足元に置ける荷物のサイズ
大きな荷物を持ち上げられない場合、足元に置いてしまうことで問題が解決します。特に短距離の移動や、乗降時にすぐ荷物を取り出したいときに便利です。ただし、座席のスペースの関係上、一般的には3辺の合計が120cm程度までの荷物が対象となり、それ以上大きい荷物は置きにくいでしょう。
空いている座席を利用する場合
隣の席が空いている場合、その分のスペースを一時的に利用することもできます。正式に許可されているわけではありませんが、私の経験上、隣の席を使って荷物を置いても、注意されたことは1度もありません。他の乗客も普通に利用していますし、他の人が注意を受けているところも見たことがないため、よほど大丈夫かと思います。
ただし、混雑時には他の乗客が席に来る可能性があるため、すぐに荷物を動かせるように準備しておくのが良いでしょう。窮屈さを感じないように、できるだけ足元や空いたスペースを活用しましょう。
ちなみに私は予約する際、なるべく隣が開いていて空いている車両をとるようにしています。指定席は座席の指定ができるので、予約するときにそういった席を選ぶと、隣が空いている可能性が上がります。
また、自由席でも先端の車両(1号車等)の方が空いている可能性が高いので、改札まで歩く距離が長くなるというデメリットはありますが、それが許容できる人は活用しましょう。
特大荷物置き場を予約する
もし持ち込む荷物が特大荷物に該当する場合は、「特大荷物置き場」を事前に予約するのが最も確実で便利な方法です。特大荷物とは、3辺の合計が160cmを超え、250cm以下の荷物を指します。このサイズの荷物は、通常の座席や荷物棚には置けないため、専用のスペースを予約する必要があります。
特大荷物置き場は、新幹線の車両最後部やデッキ部分に設けられており、事前予約をしておけば安心して利用できます。予約方法は、JRのインターネット予約サービスや駅の窓口で簡単に行えます。特大荷物置き場を利用することで、荷物の置き場所に困ることなく快適に移動できるため、特に長期間の旅行や大量の荷物を持つ場合におすすめです。
新幹線にキャリーケースを持ち込む際の注意点
新幹線にキャリーケースを持ち込む際、スムーズな移動と周囲の人に配慮するためには、いくつかの注意点があります。適切な荷物の置き方や扱い方を知っておくことで、トラブルを防ぎ、快適な旅を楽しむことができます。ここでは、キャリーケースを持ち込む際の具体的な注意点を解説します。
通路やデッキには置かない
キャリーケースを持ち込んだ際に、最も避けるべきことの一つは、通路やデッキに荷物を置くことです。
これらのスペースは、他の乗客や乗務員が頻繁に通行するため、荷物を置くと通行の妨げになります。特に混雑時や非常時には、重大なトラブルを引き起こす原因となることもあります。
さらに、通路やデッキに置かれた荷物は、急停車や揺れによって転倒する危険性があるため、荷物が他の乗客に当たるリスクも高まります。デッキや通路に荷物を置いてしまうことは、新幹線の利用マナーとしても避けるべき行為です。必ず、荷物棚や足元、特大荷物置き場を利用しましょう。
隣の空いているスペースを使う時はすぐどかせるように
新幹線が空いている時や、隣の座席が空いている場合、一時的に荷物を置くことはできますが、すぐにどかせる準備をしておくことが大切です。正式に許可されているわけではありませんが、車内が空いている場合は黙認されることが多いのが実情です。
隣の座席を利用する場合でも、後から他の乗客が来た際には、すぐに荷物を移動できるようにしておきましょう。予約の際に、隣が空いている座席を選ぶのも一つの方法ですが、常に周囲の状況に配慮し、他の乗客に迷惑がかからないよう注意することが求められます。
通路側の座席の足元に置く場合もすぐどかせるように
キャリーケースを通路側の座席の足元に置くことは、荷物を手元に置いておきたい場合に便利な選択です。しかし、窓際の座席に座っている人が離席する際に荷物が邪魔になることが多いため、荷物をすぐに動かせるように準備しておく必要があります。
足元に置ける理由と対策
足元に荷物を置くのは、荷物をすぐに取り出せるメリットがあるため、多くの乗客が選ぶ方法です。足元に荷物を置く際は、隣の乗客の動きを気にかけておくことが重要です。特に、窓側に座っている人がトイレ等に行く際には、迅速に荷物を移動する必要があります。
ちなみに、座席についているテーブルの利用についても同じことが言えます。通路側の座席でテーブルを利用している場合、窓側の人が離席する際に邪魔になってしまうので、そのあたりの配慮が必要です。
足元に置いた荷物の移動をスムーズにする工夫
足元に置く荷物は、なるべく荷物を一まとめにして動かしやすくしておくことが効果的です。また、キャリーケースの場合、ストッパーをかけておけば、勝手に転がることを防げます。短時間であっても邪魔にならないよう、荷物をすぐに動かせるよう準備しておくことが大切でしょう。
荷物棚に持ち上げる時や下すときは周りに注意を
キャリーケースを荷物棚に持ち上げる時や、下ろす時には、周囲の乗客に十分注意を払いましょう。荷物が重いため、バランスを崩して他の乗客や荷物にぶつかるリスクがあるため、慎重に動作することが重要です。
荷物を持ち上げる際には、特に揺れが少ないタイミングを選ぶことが推奨されます。また、一人で持ち上げるのが難しい場合は、周りの乗客や乗務員に手伝ってもらうことが有効です。荷物を下ろす時も、急に動かさずにゆっくりと動作して、他の乗客に迷惑がかからないようにしましょう。
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足元に置く場合は転がっていかないように
キャリーケースを足元に置く場合、車両の揺れや急停車に備えて、荷物が転がっていかないように工夫することが大切です。ストッパー付きのキャリーケースを使用している場合は、必ずストッパーをかけておくようにしましょう。
ストッパー機能の活用
ストッパー付きのキャリーケースは非常に便利で、足元に置いても転がらないため安心して利用できます。特に、新幹線のような長距離移動では、キャリーケースが勝手に動かないようにすることが重要です。
私自身、ストッパー付きのキャリーケースを使用していますが、新幹線だけでなく、バスや電車の移動中でもその威力を発揮します。ストッパー付きはその分価格も高くなる傾向がありますが、個人的には十分に価値のある機能かと思います。
なお、当サイトではストッパー付きのキャリーケースとして、北欧ブランドのイノベーターをおすすめしています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
転がり防止の工夫
キャリーケースにストッパーがない場合、荷物が転がらないように、自分の足で荷物を支えたり、座席や壁に荷物を寄せて固定するなどの工夫が必要でしょう。急停車や揺れがあった際でも、荷物が動かないよう、事前に対策をしておくことが重要です。
新幹線にキャリーケースを持ち込む際によくある疑問・質問
新幹線にキャリーケースを持ち込む際、初めての人や不慣れな人は様々な疑問を感じることがあるでしょう。
荷物をどこに置くべきか、マナーとしてどうすればいいのかなど、多くの方が気にしているポイントをまとめて解説します。以下では、新幹線にキャリーケースを持ち込む際によくある質問に対して、詳しく回答していきます。
スーツケースを置ける足元のサイズは?
新幹線の普通車やグリーン車の座席には、足元にある程度のスペースが確保されています。一般的には、3辺の合計が120cmまでのスーツケースが足元に収まるとされています。具体的には、55cm×40cm×25cm程度のキャリーケースがその基準に当たります。
なお、グリーン車では比較的広いスペースが確保されているため、もう少し大きめのスーツケースでも問題なく置けることが多いです。一方で、普通車の座席ではスペースが限られているため、大きすぎる荷物を足元に置くと足が圧迫され、快適さが失われる可能性があります。そのため、短期旅行や出張で使用する小型のスーツケースが足元に適していると言えるでしょう。
スーツケースを足元に置くと邪魔?
スーツケースを足元に置いた場合、確かにスペースが狭くなり、足を伸ばせない不便さを感じることがあるかもしれません。
特に、座席前のスペースが限られている普通車の場合、足元に荷物を置くことで窮屈に感じることがあります。足元に荷物を置くと、通路側の席では隣の人が通る際に荷物を一時的に動かす必要が生じることもあるでしょう。
また、足元に荷物を置くことで座席に座っている時間が長くなると、足の疲れを感じやすくなることもあります。そのため、移動中に少しでも快適に過ごすためには、できるだけ足元に置く荷物を軽量にするか、荷物棚を利用することが望ましいでしょう。
私の場合は足を伸ばしたり組んだりしたいので、基本的に荷物棚を利用するようにしています。
座席はA席(3列シートの窓側)をとることが多いのですが、B列・C列が空いていて、「降りるまで乗ってこないかなー」と思う場合はB列の座席や足元に置くようにしています。
荷物の持ち込みは新幹線のマナーとしてはどう?
新幹線にキャリーケースを持ち込むこと自体は、適切な場所に荷物を置く限り、特に問題にはなりません。ただし、荷物のサイズや置き場所に関しては、周囲への配慮が必要です。通路やデッキに荷物を置くのは他の乗客の迷惑になるため避け、荷物棚や足元にしっかりと収納することが基本です。
また、大きな荷物を持ち込む場合には、特大荷物スペースつき座席や荷物置き場を事前に予約することで、他の乗客に不便をかけずにスムーズに移動することができます。荷物を持ち込む際には、乗降のタイミングで他の人の邪魔にならないよう、早めに荷物を準備するなどの配慮も重要でしょう。
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1泊2の旅行や出張でおすすめのスーツケースは?
1泊2日の旅行や出張に適したスーツケースは、軽量でコンパクトなサイズのものが便利です。おすすめのブランドにはイノベーター、シフレ、レジェンドウォーカーなどがありますので、お気に入りのスーツケースを探してみてください。
●イノベーター
シンプルかつ軽量でありながら収納力が高く、ビジネスでもカジュアルでも使いやすいデザインが特徴です。また、ストッパーや容量拡張等、機能面でも高品質となっています。
●シフレ
耐久性と機能性が高く、国内外の移動にも適したスーツケースが揃っています。サイズ展開も豊富で、出張や短期間の旅行に適したモデルが多くあります。
●レジェンドウォーカー
スタイリッシュでコストパフォーマンスが良く、長期利用でも耐久性を保てる点が魅力です。1泊2日の旅行や出張には、容量が30L前後のスーツケースが最適です。
なお、スーツケースを購入する場合は実店舗よりもAmazon・楽天等のオンラインショップが便利でおすすめです。Amazonや楽天は多くの人が会員登録していて使い易く、自宅で手軽に注文できるメリットがあります。また、送料が無料だったり、発送後、最短数日で届けられる点も便利かと思います(一部地域は対象外の場合もあります)。
また、1泊の出張でキャリーケースを使うことについても、別の記事で詳しく解説していますので宜しければチェックしてみてください。
新幹線にキャリーバッグを持ち込むのは迷惑?
新幹線にキャリーバッグを持ち込むこと自体は全く問題ありません。ただし、持ち込む際には周囲への配慮が重要です。特に、他の乗客が通る通路や、デッキに荷物を置いてしまうと、移動の邪魔になり迷惑をかける可能性があります。
また、荷物を棚に持ち上げる際や下ろす際には、周囲の人に注意して慎重に行動することが求められます。もし荷物が大きい場合は、足元や隣の座席を使わず、しっかりと荷物棚や荷物置き場に収納するようにしましょう。特に繁忙期や混雑時には、乗車前に特大荷物の予約や荷物置き場の確保をしておくことが、他の乗客に配慮したスマートな移動につながります。
新幹線にキャリーケースを持ち込む場合はどうすればいい?まとめ!
いかがだったでしょうか。以下にこの記事のポイントをまとめます。
- 新幹線にキャリーケースを持ち込む際は、サイズと重量の確認が必要
- 縦・横・高さの合計が250cm以内、重さ30kg以内で2個まで持ち込み可能
- 特大荷物は縦・横・高さの合計が160cmを超える場合に該当する
- 東海道・山陽・九州新幹線では特大荷物に事前予約が必要
- 荷物を足元に置けるのは、3辺合計120cm以内のサイズが目安
- 荷物棚は3辺の合計が160cm未満の荷物に適している
- 荷物棚に荷物を上げる際は周りに注意し、難しい場合は乗務員や近くの人に助けを求めよう
- 荷物置き場は一部新幹線で予約不要で利用できるが、混雑時は注意が必要
- キャリーケースを通路やデッキに置くことはマナー違反
- 隣の空いている席を利用する際は、すぐに荷物をどかせるようにしておく
- キャリーケースを足元に置く場合、ストッパーをかけて転がらないようにする
- ルールやマナーを守り、快適に新幹線を利用しよう!
新幹線にキャリーケースを持ち込む際は、適切な準備が重要です。サイズや重量を確認し、必要に応じて特大荷物スペースの予約を行うことで、スムーズで快適な移動が実現します。特に、足元や荷物棚に収納できるキャリーケースを選ぶことで、限られたスペースを有効活用し、他の乗客への配慮も自然とできるようになります。
また、特大荷物コーナーや荷物置き場を事前に予約することで、大きな荷物を安心して持ち運ぶことが可能です。適切なサイズのキャリーケースを選び、しっかりと準備を整えれば、旅行や出張の移動時間をより快適に過ごせるでしょう。
キャリーケースの選び方や持ち込み方法をしっかり確認して、余計なトラブルを避け、ストレスフリーで快適な旅を楽しんでください。
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