飛行機のライター持ち込み・預け荷物はOK?没収を防ぐためのルールとポイントまとめ!

飛行機のライター持ち込み・預け荷物はOK?
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飛行機にライターを持って行く際、「持ち込みは本当に1個まで?」「預け荷物に入れてしまったらどうなる?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

実際、基本的なルールはほとんどの航空会社で共通していますが、ライターの種類や持ち込み方法に関しては一部に違いがあるため、搭乗前に各社の規定を確認しておくことが大切です。本記事では、国内主要航空会社8社の最新規定を比較しながら、飛行機でのライターの正しい持ち込み方法や、預け荷物での注意点を徹底解説しています。

旅先での喫煙やキャンプを予定している方、ZIPPOなど特別なライターを使いたい方は、搭乗前のルール確認に本記事をぜひお役立てください。

この記事のポイント!
  • ライターは飛行機に持ち込めるが預け荷物には入れられないこと
  • 持ち込み可能なライターの種類や条件
  • 航空会社ごとのライターに関するルールの違い
  • ライターを持ち込む際に注意すべきポイント

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目次

飛行機でライターの持ち込みは可能?預け荷物は?

飛行機でライターの持ち込みは可能?預け荷物は?

飛行機に搭乗する際、「ライターは持ち込めるのか?」「預け荷物に入れてもいいのか?」と疑問に思ったことはありませんか?喫煙者だけでなく、キャンプやアウトドアを楽しむ方にとっても、ライターの取り扱いルールは見逃せないポイントです。

ルールに違反すると、最悪の場合は空港で没収されてしまうこともあります。この記事では、主要航空会社ごとの規定を比較しながら、ライターを安全かつ正しく持ち込む方法を詳しくご紹介します。

ライターの持ち込みについての一般的なルール

飛行機でライターを持ち込む場合は、国際的な航空保安基準に基づき、原則として「身につけての携帯」であれば1個まで許可されることが多いです。

ただし、預け荷物としては一切禁止されており、空港で発見されると破棄対象になります。以下は、主要航空会社8社の規定を一覧にしたものです。

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航空会社機内持ち込み(身につけて携帯)預け荷物への収納備考
ANA(全日空)小型ライター1個のみ可不可喫煙用に限り可能。オイル・ガス詰替え不可。
JAL(日本航空)小型ライターまたはマッチ1個まで可能不可必ず身につけて携帯すること。
スカイマーク小型ライターまたはマッチ1個まで可能不可手荷物ではなく「ポケット」に入れる必要あり。
スターフライヤー小型ライター1個のみ可不可火を使わない電子タバコの持ち込みも制限あり。
AIR DO(エアドゥ)小型ライターまたは安全マッチ1個まで可不可ライター用燃料は機内・預け荷物ともに禁止。
ソラシドエア小型ライター1個まで可不可国際ルールに準拠。吸収材入りオイル式のみ可。
Peach(ピーチ)小型ライターまたはマッチ1個まで可能不可国際線・国内線問わずルール共通。
ジェットスター小型ライター1個まで可不可葉巻用など特殊なライターは禁止。

<各航空会社の規定>

なお、オイルやガスなどのライター用燃料の持ち込みも全面的に禁止されています。詰め替え用燃料を持ち運ぶこともできないため、旅先での使用を見越してあらかじめ対応策を考えておくことが求められます。

また、電子式ライターやリチウム電池を内蔵する製品については、より厳しい制限が設けられていることがあります。これらのライターは機種やバッテリーの容量によって取り扱いが変わるため、事前に航空会社の公式情報を確認することが重要です。

すべての航空会社に共通しているのは、「預け荷物には絶対に入れない」ということです。このルールを守らないと、空港で没収されたり、最悪の場合フライトに支障が出るおそれもあります。出発前に必ず確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。

ANAの規定

ANAの規定

飛行機にライターを持ち込む際には、安全性を最優先するため、各航空会社で細かくルールが定められています。ここでは、日本の代表的な航空会社であるANA(全日本空輸)のライターに関する持ち込み・預け入れルールについて、わかりやすく解説します。

ANAの特徴

ANAは国内外問わず多くの路線を展開し、厳格な安全管理体制を持つフルサービスキャリアです。ライターに関する規定も細かく決められており、他の航空会社と同様に国際基準をベースにしています。

特徴項目内容
航空会社種別フルサービスキャリア(FSC)
国内線/国際線両方運航
セキュリティ方針国際民間航空機関(ICAO)などの安全基準を遵守
ライターの規定小型ライター1個を身につけて持ち込み可能/預け入れは不可

<ANAの基本情報>

国内線の規定

ANAの国内線では、喫煙用の小型ライターまたは安全マッチを1人につき1個まで、身につけた状態で持ち込むことが認められています。つまり、手荷物ではなく、ジャケットやズボンのポケットなどに入れて持つ必要があります。手荷物の中に入れてしまうと、検査時に取り出すよう求められることがあります。

なお、プリミキシング式(ターボライター、青い炎が出るタイプ)やオイル式ライターのうち、吸収材のないものは持ち込み禁止です。

国際線の規定

ANAの国際線においても、ライターの取り扱いは基本的に国内線と同様です。1人1個までで、機内に持ち込む場合は身につけることが条件となっています。ただし、国際線では乗り継ぎ先の国や空港の規制が異なる場合があるため、乗継便での没収リスクがある点には注意が必要です。

また、国際線では特にリチウムイオン電池を内蔵した電子式ライターなどについて、バッテリー容量や保護措置の有無により制限されることがあるため、事前の確認が必要です。

ライターの荷物預けの可否や規定について

ANAでは、ライターを預け荷物(スーツケースなど)に入れることは一切できません。これは全路線共通のルールであり、空港で発見された場合はその場で廃棄されます。

また、詰め替え用のガス缶やオイルなどのライター用燃料も、機内・預け荷物ともに禁止されています。旅先での使用を予定している場合は、現地調達を視野に入れておくとよいでしょう。

※詳細はANAの公式HPをご確認ください

JALの規定

JALの規定

次は、JAL(日本航空)におけるライターに関するルールを説明します。JALもまた、詳細に規定された安全方針を採用しています。

JALの特徴

JALはANA同様、国内線・国際線共に運航し、ICAOやIATAの安全基準に準拠したルールを設けており、特に電子機器・バッテリー搭載品に関する規定が詳細です。

特徴項目内容
航空会社種別フルサービスキャリア(FSC)
国内線/国際線両方運航
セキュリティ方針国際基準に準拠
ライター規定小型ライターまたはマッチ1個を身につけて機内持ち込み可/預け入れ不可

<JALの基本情報>

国内線の規定

JAL国内線では、喫煙用小型ライターまたは安全マッチを1個、服のポケットなどに身につけて携帯する場合に限り機内持ち込みが可能です。バッグなどに入れるのではなく、身につけておく必要があります。プリミキシング型やシガーライターなど火力の強いタイプは持ち込み不可です。

国際線の規定

国際線も基本的には国内線と同じですが、乗継地や行き先によってはライター自体の持ち込みが禁止されるケースもあるため、必ず目的地の規定を確認しましょう。

ライターの預け入れ可否や燃料について

JALでも、ライターを預け荷物へ入れることは禁止です。また、ライター用の燃料(ガス・オイルなど)も携帯や預けは不可なので、やはり現地での調達が望ましいです。

※詳細はJALの公式HPをご確認ください

スカイマークの規定

スカイマークの規定

スカイマークを利用する際は、国内線中心の運航であるため、ライターの取り扱いについても明快な規定が設けられています。

航空会社の特徴

スカイマークはLCC(格安航空会社)ながら、安全と明瞭さを両立したサービスが特長です。

項目内容
航空会社種別国内線中心の格安航空会社(LCC)
運航路線国内線のみ(国際線は運航なし)
ライター規定小型ライター1個は身につけて機内持ち込み可/預け入れ不可

<スカイマークの基本情報>

国内線の規定

スカイマークでは、吸収剤入りオイルライター・ガス式ライター・安全マッチのいずれか1個を、身につけて機内に持ち込むことが可能です。一方で、オイルタンク式ライター、葉巻用ライター、プリミキシングライター(ターボ/ジェットタイプなど強力な炎が出るもの)は、機内への持ち込みも預け入れも一切できません。

国際線の規定

スカイマークは国際線を運航していませんので、この規定は該当せず、心配不要です。

ライターの預け入れ不可の取り扱い

スカイマークでは、ライターを預けることができません。携帯型であっても「預け入れ荷物」には入れられないため、必ず身につけて持ち込みましょう。

※詳細はスカイマークの公式HPをご確認ください

スターフライヤーの規定

スターフライヤーの規定

スターフライヤーは、安全性と快適性に重点を置いたフルサービスキャリアとして知られています。そのため、ライターに関する規定も詳細に設けられています。

航空会社の特徴

スターフライヤーはFSC(フルサービスキャリア)で、国内線および国際線の両方を運航しています。

項目内容
航空会社種別フルサービスキャリア(FSC)
運航路線国内線および国際線を運航
ライター規定小型ライター1個まで機内持ち込み可/預け不可

<スターフライヤーの基本情報>

国内線の規定

スターフライヤー国内線では、吸収剤入りオイルライター・ガスライター・安全マッチのうちいずれか1個を身につけて機内に持ち込むことが可能です。ただし、プリミキシング型ライター(強力な炎を出すタイプ)は、機内への持ち込み・預け入れともに禁止です。

国際線の規定

国際線でも基本的に国内線と同様の取り扱いで、同じく小型ライター1個の機内携帯が可能です。ただし、乗継地や国によっては持ち込み制限がある場合もあるため、渡航先の規定確認が必要です。

ライターの預け入れに関して

スターフライヤーでも、ライターを預け荷物に入れることは禁止されています。必ず身につけて持ち込む形を守りましょう。

※詳細はスターフライヤーの公式HPをご確認ください

AIR DO(エアドゥ)の規定

AIR DO(エアドゥ)の規定

北海道を中心に展開するAIR DOは、地域密着型のフルサービスキャリアです。ここでは、AIR DOのライターの持ち込みや預け荷物に関するルールを詳しく解説していきます。

AIR DOの特徴

AIR DOは、北海道と本州を結ぶ路線に特化し、安全かつリーズナブルな運航が魅力の航空会社です。

項目内容
航空会社種別フルサービスキャリア(FSC)
拠点北海道(新千歳空港)
運航路線国内線(北海道~東京・大阪・名古屋など)
ライター規定小型ライター1個(身につけて携帯)持ち込み可/預け不可

<AIR DOの基本情報>

国内線の規定について

AIR DOの国内線では、使い捨てライターや吸収剤入りオイルライター、安全マッチ1個までを身につけての持ち込みが認められています。ただし、高火力ライター(ターボライター、ジェットライターなど)は機内持ち込みも預け入れも禁止されています。

国際線の規定について

AIR DOは国際線の運航がありません。そのため、国際線におけるライター持ち込み規定は設定されていません。

荷物預けの可否や規定

ライターの預け入れは全面的に禁止されています。受託手荷物に誤って入れてしまうと没収の対象となるため、必ずポケットなど身につけて持ち込む必要があります。

※詳細はAIR DOの公式HPをご確認ください

ソラシドエアの規定

ソラシドエアの規定

九州を中心に運航するソラシドエアは、地域に根ざしたサービスが魅力のフルサービス航空会社です。ライターの持ち込みや預け入れに関しても、明確なルールが定められています。

ソラシドエアの特徴

ソラシドエアは、温かみのある接客と快適な空の旅を提供する国内線特化の航空会社です。

項目内容
航空会社種別フルサービスキャリア(FSC)
拠点宮崎空港・那覇空港など
運航路線九州~東京・沖縄・名古屋など国内線中心
ライター規定小型ライター1個(身につけて携帯)持ち込み可/預け不可

<ソラシドエアの基本情報>

国内線の規定について

ソラシドエアでは、液化ガス式ライター・吸収材入りオイルライター・安全マッチのいずれかを1個まで持ち込み可能です。身につけた状態で携帯する必要があり、カバンに入れての持ち込みは避けましょう。

また、プリミキシング型(強火力)ライターの持ち込み・預け入れは禁止されています。これは発火リスクが高いため、安全性を確保する目的で規定されています。

国際線の規定について

ソラシドエアは国際線を運航していません。そのため、国際線での取り扱いルールは存在しません。

荷物預けの可否や規定

ライターは受託手荷物に入れてはいけません。スーツケースなどに入れて預けることはできず、必ずポケットなど身につける形での携帯が必要です。

※詳細はソラシドエアの公式HPをご確認ください

Peach(ピーチ)の規定

Peach(ピーチ)の規定

Peach(ピーチ)は日本国内外で人気のあるLCC(格安航空会社)です。荷物に関するルールも比較的厳しめに設定されていますが、ライターの取り扱いにも明確な基準が設けられています。ここではPeachでのライター持ち込み・預け入れに関するルールをご紹介します。

Peachの特徴

Peachは関西国際空港を拠点とし、国内外に多くの路線を展開しているLCCです。

項目内容
運航拠点関西国際空港、成田空港、那覇空港など
主な路線国内線およびアジア圏の国際線
手荷物制限機内持ち込み7kgまで(身の回り品含む)
ライター持込身につけて1個まで(ガスライターのみ)
預け入れライターは預け入れ不可

<Peachの基本情報>

Peachはシンプルな料金体系と徹底したコストカットで安価な運賃を実現していますが、危険物に対しては他の大手航空会社と同様、厳格なルールを設けています。

国内線の規定

Peachの国内線において、ライターは**「1人1個のみ機内持ち込み可能」**とされています。持ち込み可能なのは使い捨てタイプのガスライターです。オイルライターやZIPPOなどは一部例外を除き原則不可です。

国際線の規定

Peachの国際線も国内線と同じく、ライターは1人1個まで身につけての持ち込みのみ許可されています。預け入れ荷物には入れることができません。

ライターの荷物預けの可否や規定

ライターを預け入れ荷物に入れることは禁止されています。預け荷物内での発火リスクを防ぐため、これは国際的にも共通のルールです。Peachでは特にこの点を明記しており、空港で見つかると取り出しを求められます。

※詳細はpeachの公式HPをご確認ください

ジェットスターの規定

ジェットスターの規定

ジェットスターはオーストラリア発のLCCで、日本国内にも多くの便を展開しています。コストを抑えつつ安全性を重視したサービスが特徴で、持ち込み・預け入れ荷物の制限についても詳細に規定があります。

ジェットスターの特徴

ジェットスターはリーズナブルな運賃と多彩な路線で人気のLCCです。

項目内容
運航拠点成田、関空、中部、福岡など
主な路線国内線およびオーストラリア・アジア方面国際線
手荷物制限機内持ち込み7kgまで(オプションで増量可能)
ライター持込1人1個まで身につけての持ち込み可
預け入れライターは預け入れ禁止

<ジェットスターの基本情報>

ジェットスターは機内持ち込み・預け入れ共に厳格な制限があり、危険物に該当するライターに対しても明確なルールが設けられています。

国内線の規定

ジェットスターの国内線では、ライターの機内持ち込みは1人1個まで可となっており、ライターは常に携帯している必要があります。ポケットなどに入れておく形が基本です。

国際線の規定

国際線についても基本的には国内線と同様に、1人1個のガスライターのみが機内持ち込み可能です。ZIPPOなどのオイルライターは、燃料が入っている場合は持ち込み不可とされています。

ライターの荷物預けの可否や規定

ライターは預け荷物としての持ち込みは禁止されています。空港での検査時に預け入れ荷物にライターが発見された場合、取り出しや破棄が求められる場合があります。

※詳細はジェットスターの公式HPをご確認ください

飛行機でライターの持ち込みや荷物預けが規定されている理由

飛行機でライターの持ち込みや荷物預けが規定されている理由

航空機内では安全確保が最優先事項となっており、その観点からライターの持ち込みや預け入れに関しても厳格なルールが設けられています。

ライターが「小さくても火を扱う器具」であることを考えれば、その取り扱いに慎重になるのは当然のことです。以下では、その規定が存在する主な理由を3つご紹介します。

  • 理由①:火災や爆発の危険性があるため
  • 理由②:機内や貨物室は密閉空間で消火が困難なため
  • 理由③:ライターの種類によっては高温や気圧で不安定になるため

それぞれ詳細を見ていきましょう。

理由①:火災や爆発の危険性があるため

ライターには可燃性のガスや液体が含まれており、それが高温や衝撃などによって着火するおそれがあります。

特にオイルライターやジェットライターは、構造上火力が強く、万が一発火した場合の被害が大きくなりやすいため、規制対象となっています。これにより、航空機内での火災リスクを最小限に抑えています。

ライターの種類使用される可燃物発火のリスク
ガスライターブタンガス、プロパンガスなど高い
オイルライターライター用オイル(ナフサ等)非常に高い
電子ライタープラズマアーク、バッテリー中~高

<ライターの発火リスク比較>

理由②:機内や貨物室は密閉空間で消火が困難なため

飛行中の航空機内は気密性が高く、空気の循環や消火システムが限られています

そのため、万が一火災が発生した場合でもすぐに消火できるとは限らず、乗客全体に危険が及ぶおそれがあります。特に預け入れ荷物内で火がつくと発見が遅れるため、ライターをスーツケースに入れることが禁止されているのです。

理由③:ライターの種類によっては高温や気圧で不安定になるため

ライターには様々な種類がありますが、その中でも高圧ガスを使うものやリチウム電池を内蔵する電子ライターなどは、気圧や温度変化によって内部が不安定になる場合があります。とくに国際線や長距離フライトでは環境の変化が大きく、それが機内での事故につながる可能性があるため、特定のライターは持ち込み自体が禁止されています。

不安定になりやすいライターの特徴
  • 金属製で密閉性が高い(内部圧力が上昇しやすい)
  • 高火力(ジェットタイプやターボライター)
  • 複数の可燃物や電池を併用している構造
  • 海外製の格安ライター(安全基準を満たさないものも存在)

ライターの持ち込みついて注意するべきこと

ライターの持ち込みついて注意するべきこと

ライターを飛行機に持ち込む際には、単に「持ち込み可かどうか」を確認するだけでは不十分な場合があります。実際には、細かな制限や航空会社ごとの違い、没収されやすい誤りなどがあり、事前に把握しておくことでトラブルを避けることができます。ここでは、特に注意しておきたい3つのポイントを整理しました。

  • 注意点①:ライターの種類によっては禁止されているものがある
  • 注意点②:ライターは1人1個までしか持ち込めない
  • 注意点③:預け荷物に入れると没収される可能性が高い

正しく理解しておかないと、空港でライターを没収されたり、最悪の場合、搭乗が遅れることもあります。次のセクションでそれぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

注意点①:ライターの種類によっては禁止されているものがある

すべてのライターが持ち込めるわけではありません。特に高火力なジェットライターや、燃料が充填できるタイプ(リフィル式)、電子ライターなどは航空会社によって持ち込みが禁止されているケースもあります。

ライターの種類特徴持ち込み可否(一般的な傾向)
ジェットライター高火力で強風でも火が消えにくい不可
オイルライター(リフィル式)燃料の補充が可能。火力が強め一部不可
USB充電式電子ライター電熱式やプラズマ式でガスを使用しない航空会社により判断が異なる
一般的なガスライター使い捨て、カセット式

<ライターの種類別・持ち込み可否早見表>

見た目がコンパクトでも高火力であることが多く、誤って持ち込むと保安検査で引っかかりやすいため、購入時や搭乗前には、必ず航空会社の最新情報を確認することが重要です。

注意点②:ライターは1人1個までしか持ち込めない

多くの航空会社では、「1人あたりライターは1個まで」というルールを採用しています。複数個を持ち込もうとすると、超過分が没収される可能性があります。

たとえば喫煙者で「予備のライターをいくつか持っておきたい」という人も多いと思いますが、機内には1個だけしか持ち込めないことを想定し、旅行用には安全基準を満たしたコンパクトなライターを1つ選ぶのが得策です。

ライターの持ち込み制限に関する注意点
  • すべての航空会社で「1人1個まで」が原則
  • 複数個持っている場合、保安検査で没収対象になる
  • ポケットやバッグの奥などに複数隠れていると意図せず違反となる
  • 電子タバコ用のライターやヒーターも含め、1つとカウントされる場合がある
  • ライター以外の火気器具(マッチなど)も同様に制限されている

注意点③:預け荷物に入れると没収される可能性が高い

保安上の観点から、ライターはスーツケースなどの預け入れ荷物には一切入れてはいけないことがほとんどです。X線検査で発見されれば、没収対象となります。

特に、知らずに入れたまま預けてしまうケースが多く、帰宅後にライターが見つからないと気づくこともあります。持ち込み可能な1個のライターは必ず手荷物に入れ、手元で管理しましょう。

ライターの持ち込みについてよくある質問

飛行機にライターを持ち込む際、規定を把握していても「これはどうなんだろう?」と迷うケースは多くあります。ここでは、実際に寄せられることの多い疑問に対して、わかりやすくQ&A形式で回答していきます。

ライターをうっかり預けてしまったらどうなりますか?

原則としてライターは預け荷物に入れてはいけません。保安検査で発見された場合、中身を開封され、ライターが没収される可能性があります。搭乗前に手荷物へ移すよう注意しましょう。

スーツケースにライターを入れていても本当にバレるの?

はい、X線検査で発見される確率は非常に高いです。最近の検査機器は火器類に敏感に反応するため、隠していても見つかります。

飛行機にライターを2個持って乗るのは絶対にダメ?

基本的に「1人1個まで」と明記されており、2個以上所持していた場合、超過分はその場で没収となる可能性があります。どうしても2個必要な場合は、同行者に1つ預けるといった工夫が必要です。

Zippoのようなオイルライターは国内線でも持ち込めますか?

オイルが残っている状態では持ち込みできない場合があります。オイルを抜いた空のZippoなら可とされることもありますが、航空会社により異なるため、事前確認をおすすめします。

電子ライターやUSBライターはOK?

一部の電子ライターは持ち込み不可とされるケースがあります。特に発熱体やバッテリー容量が大きいタイプは規制対象になりやすいため注意が必要です。

喫煙目的ではない場合でもライターは持って行ける?

使用目的にかかわらず、ルールは同じです。たとえ非常時用の火器として所持していても、持ち込み基準に従う必要があります。

マッチの方が安全? ライターとの違いは?

マッチも「安全マッチ」に限り1人1個まで持ち込み可能です。ただし、着火のしやすさや使用環境を考えると、通常はライターの方が実用的です。

ターボライターを持っていたらどうなる?

多くの航空会社で禁止されているため、持っているだけで没収対象になります。一般的なガス式のライターに切り替えるのが無難です。

ライターの持ち込みに年齢制限はある?

明確な年齢制限は設けられていないものの、未成年がライターを所持している場合は目的を問われることもあります。特に子供が持っていると誤解を招きやすいため注意しましょう。

海外の空港でもライターの持ち込み制限はあるの?

日本に限らず多くの国で航空機内へのライター持ち込みに制限があります。特に国際線では出発国・到着国それぞれのルールに従う必要があるため、事前確認は必須です。

その他の荷物の持ち込みについて

その他の荷物の持ち込みについて

ライター以外にも飛行機への持ち込みには制限されている物品が多く存在します。とくに火気・刃物・液体類などは、規定を守らなければ空港で没収されたり、搭乗を断られることもあるため注意が必要です。

ここではライター以外に気をつけたい代表的なアイテムを紹介します。

持ち込み
制限品目
機内持
ち込み
預け
荷物
備考
カミソリ電気シェーバーは機内可
スプレー缶可燃性・ガス内容により制限有
モバイルバッテリー×リチウム電池は機内のみ可
アルコール類度数・容量により制限あり

<主な持ち込み制限品と対応>

このように、ライター以外にも意外と多くのアイテムが対象になっています。旅行や出張で慣れている方でも、最新の情報は搭乗前に確認しておくのが安心です。

飛行機でライターの持ち込みは可能?荷物預けは?まとめ!

飛行機でライターの持ち込みは可能?荷物預けは?まとめ!

いかがだったでしょうか。以下にこの記事のポイントをまとめます。

  • 飛行機ではライターは基本的に1人1個まで持ち込み可能
  • ライターは預け荷物に入れることは禁止されている
  • 持ち込みは必ず身につける形(ポケットなど)で行う必要がある
  • 持ち込めるのは小型の喫煙用ライターや安全マッチに限られる
  • プリミキシング型やターボライターは持ち込み不可とされる
  • オイルライターは吸収材があるもののみ一部航空会社で可
  • 詰め替え用燃料(ガス・オイル)は全面禁止されている
  • 電子ライターやUSBライターは航空会社によって対応が異なる
  • 国際線は渡航先のルールも考慮する必要がある
  • 検査でライターが預け荷物にあるとその場で没収されることがある
  • 多くの航空会社でスーツケース内ライターはX線で発見される
  • 規定違反により搭乗が遅れる・トラブルになる可能性がある
  • 航空会社ごとに細かなルールが異なるため事前確認が必要
  • ライターを複数所持していると1個以外は没収対象となる
  • 機内の気圧・温度変化によりライターが危険物になる可能性がある

飛行機にライターを持ち込むことは可能ですが、「個数制限」「種類」「所持方法」などに明確なルールが設けられています。基本的には「1人1個まで」「機内持ち込みのみ可(預け荷物は不可)」「火力が高いものや電子式はNGの場合あり」といったポイントを守ることが重要です。

また、航空会社によって細かな規定が異なるため、搭乗前に利用する航空会社のルールを必ず確認しましょう。とくにZippoやターボライターなどは対応が分かれることが多いため要注意です。

安全対策のために定められた規則なので、正しく理解して、安心・スムーズな搭乗につなげることが大切です。ライターを持参したい方は、必要に応じて機内持ち込みに適したタイプのライターを購入することをおすすめします。

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