【国内出張の仕事】出張族のメリット・デメリット各5選【10年の経験則から】

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こんにちは、HALです。
日系企業に勤め、国内出張が月平均10日間という生活を10年間続けています。

今回は国内出張族10年になる僕の経験則から、僕が感じる出張族の仕事におけるメリット・デメリットをそれぞれ5選お伝えします。

実体験に基づいた話となりますので、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

目次

こんな人にお勧め

・出張が多い企業への就職・転職を考えている
・将来出張族になりたい
・出張族って実際どうなの?

このような疑問をお持ちの方に、出張族のメリット・デメリットをお伝えします。

【出張族とは】出張族のメリット・デメリット各5選

[メリット5選]

[デメリット5選]

メリット・デメリットについて、くわしくお話していきます。

メリットをくわしく

1.世界が広がる

大げさに聞こえるかもしれませんが、僕としてはここが1番大きいと感じています。

僕は今の仕事を始めるまでは飲食店勤めで、お店と自宅を往復する日々を送っていました。
ところが今は、時には車で、時には新幹線で、時には飛行機で、たまーに地方のローカル電車に揺られながら、各地の雰囲気を肌で感じて日々の生活を送っています。

毎回ではないですが仕事終わりの空き時間や翌日休みをとることで出張先の観光地を巡ることもできます。

出張族以外にはできない、かけがえのない体験と思っています。

(こんなことばかり言ってると「仕事は?」と思われるかもしれませんが、もちろんやることはしっかりやってます笑)

2.年収が増える

出張には出張手当というものがつきます。
(外資系等、最近は手当がつかない企業もあるかもしれませんが、まだ多くの企業が出張手当をつけていると思います)

手当の金額については企業によるかと思いますが、僕が聞いた限りだとだいたい1,000円~4,000円くらいだと思います。

また、宿泊が発生する場合は宿泊費も会社からでますが、僕の会社の場合は規定の金額があり、実際のホテル代との差額をもらえるシステムになっています。
(例えば規定金額9,000円でホテル代が6,000円の場合、3,000円が懐に入ります)

つまり、以下の前提で計算すると、、

 出張手当 :2,500円
 宿泊費差額:3,000円
 出張日数 :10日間/月
 宿泊日数 :5日間/月
  ↓
 出張手当 :2,500円×10日×12ヵ月=300,000円
 宿泊費差額:3,000円× 5日 ×12ヵ月=180,000円

出張に行くことだけで合計年収が48万円も上がることになります。

これを多いと捉えるか少ないと捉えるかはその人次第ですが、普通のサラリーマンからするとバカにできない金額かと思います。

3.各地の美味しい料理を食べられる

これも言わずもがなですね。

今はネットである程度であれば何でも購入できる時代になりましたが、何100kmと離れたお店の料理は実際に足を運ばなければ食べられません。

僕は特に富山の海鮮が大好きで、富山に出張する場合は必ずと言っていいほどあるお寿司屋さんに通ってます。

また、地方のお店は都心と違って美味しいだけではなく安いというのも特徴です。
先のお寿司の話を例にだすと僕の肌感になりますが、富山で3,000円で食べられるお寿司が
都心だと5,000円くらいはする気がしています。

安く、美味しい料理を楽しむということも間違いなく出張のだいご味でしょう。

4.マイルがたまる

これもイメージある方も多いかもしれません。飛行機を使う出張の場合、実際にマイルがどんどんたまっていきます

支払いについては法人用のカードを使用する(要は会社のお金で飛行機代を支払う)企業もあるかと思いますが、ANAやJALのカードは個人IDに紐づけることになるかと思いますので、マイルは個人で使えるものとしてたまっていきます。
(僕の会社が実際にそういう仕組みになっています)

で、実際にどれくらいたまるの?というところですが、飛行機に乗る頻度と距離によります。

参考までに僕の先輩の例をお話すると、東京⇔北海道の出張が月5~10回前後で、数年で「ハワイ3往復できる」程度のマイルはたまってました。

たまったマイルでプライベートな旅行に行けると考えると、これも出張族の大きなメリットだと思います。

5.地理に詳しくなる

出張で各地に行くことになりますので、自然と地理に詳しくなります
特に、出張エリアが広い人はなおさらです。

僕の場合は頻度が多い地域はあるものの、割と日本全国どこにでも行きますので、10年間で43都道府県を回りました。(ほとんど全部ですね笑)

各地の有名どころは大体頭に入ってますので、友人との会話で「あそこは〇〇なところが有名なんだよ」と紹介してあげることもできます。

また、テレビ番組やニュース記事で報道される各地の情報について「あー〇〇の辺りかー」と、よりイメージしてインプットすることができています。

デメリットをくわしく

1.自宅に帰れない

出張族についてこのイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実際、宿泊が伴う出張の場合は家には帰れません。

友人や家族に会うこともできないですし、僕の場合は自宅にゲーミングPCがあってよくゲームをするのですが、そのゲームもできません。

なるべく家に帰りたい人の場合はこのデメリットはかなり大きなポイントですね。

只、参考までに僕の場合をお話すると、意外と家に帰れています。
それはなぜか?というと日帰り出張がけっこう多いからです。

例えば、名古屋から富山まで300kmくらいの出張で、日帰りというのもざらにあります。(その分、移動が疲れますが…)

月平均10日間の出張で、日帰り出張は大体その半分くらいなので、個人的には(こういう言い方も何ですが)ちょうどいい割合だと感じています。

あとはこれも企業の方針等によるかと思いますが、仕事が終わって時間的に家に帰れる場合でも、家に帰るのか、それともホテルに宿泊していくかという判断は個人の裁量に委ねられているケースが多いと思います

僕の会社は実際その方針になってまして、「今日は早く終わったけど疲れたから泊まって行こうかなー」くらいのノリで宿泊することができます。

仕事についてもそうかもしれませんが、出張が多い企業はこういった働き方も個人の裁量に委ねられているケースは多いかと思います。

2.移動が疲れる

出張したことがなくても旅行経験があれば何となくわかるかと思いますが、移動はけっこう疲れます

例えば東京から名古屋へ新幹線で移動するとなると大体1時間40分くらい移動することとなりますが、その間ほぼずっと椅子に座っていることになります。

また、例えば東京から福岡の地方に行く場合、飛行機で約2時間、電車で約1時間、合計約3時間、移動に費やすこととなります。

これが続くとけっこうしんどいんですよね。。。

僕はもともと若干腰が悪いのですが、座っている時間が長いとやはり腰にきます。

この先何十年もこの出張ペースは無理かなーと考えたりもしますが、実際僕の周りの人たちがどういうキャリアとなっていて、自分がどうなっていきたいかみたいなところは別の機会でお話したいと思います。

余談となりますが、移動は疲れる半面、会社に監視されている訳ではないのである意味自由に過ごせます。

もちろん仕事をする場合もありますが、一番は寝て過ごすことが多いですね。
この辺りの過ごし方についてもまた詳しくお話できればと思っています。

3. 出費がかさむ

はい、自制心のない方は要注意です笑

当然のことですが、出張となると食事は外食やコンビニ等の買い出しとなりますので、出費がかさみます

特に宿泊となると現地の美味しい居酒屋さんとかに行きたくなりますよね。
メリットでも書きましたがこれは出張のだいご味ですが、やはりその分お金もかかります。

また、出張にいくことで家族や友人にお土産を買っていきたくなるので、これもお金がかかります
僕の場合、今でこそ頻度は少なくなりましたが、出張族ビギナーの頃は毎回大量のお土産を買っていましたので、それこそお金も放出していました。

メリットのところで年収が上がるとお話しましたが、注意しないと出費の割合が多くなってしまいます。

ちょっと話は逸れますが、、各地のお土産って今やネットで何でも買えたりしますよね。
只、お土産というのは「実際に現地に行ったという体験」とセットとなることで本当の価値があると感じています。

「土産話」なんて良く言いますが、実際に購入したお土産を一緒に食べながらその旅の話で盛り上がる、そんな時間は本当にかけがえのないものだと思います。

4.付き合いに時間を取られる

これも業種等によるかと思いますが、出張の場合、取引先の人と「仕事終わりの飲み会」が待ってたりします
(何なら帰れる時間なのに、飲むために宿泊するというケースもあります)

疲れて休みたいところなのに、ある意味更に仕事が発生してしまいます。

僕の場合だと、19時から飲み始めてだいたい3~4時間くらい飲んでいることが多いでしょうか。
また、今までで一番長かったのが、17時から飲み始めて終わったのが翌日の4時、、ということもありました。

九州の方だったのですが、本当に良く飲むんですよねぇ。。その時はまた朝から仕事だったのでホントに倒れるかと思いました。

只、最近の傾向的としては付き合いの飲み会は大分減ってきているように感じていて、理由は以下の3つと考えています。

コロナで飲み会が減った 
というかピーク時は全くなかったです

経費が厳しくなってきた 
 昔はばんばん経費を切ってましたが、”最近の企業”だと
その辺りは厳しくなってきているようです

“そういう考え方”の人が減ってきた 
 いわゆる”昭和おじさん”が減ってきて、
  ドライなお付き合いが増えてきていると感じています)

僕の場合、入社当初~5年くらいが全盛期で、ここ5年くらいにかけて大分減ってきています。

時代の流れなんだなぁと思いますが、個人的には良い方向に向かっていると感じています。

5.乗り物酔いがある人はきつい

乗り物酔いがある人は出張はかなりしんどいと思います。

実は僕も若干酔うタイプなのですが、良く揺れるローカル電車や飛行機なんかは酔い易いです。
また、僕の場合は船を使うことはほとんどないのですが、船もかなり揺れるので酔ってしまうことが多いと思います。

あとは個人的に一番最悪なのが、「運転が荒くて、煙草を吸う人の車に乗る」ことです。
出張に行く場合は取引先の方の車に乗せてもらうことがあるのですが、このケースはホントにしんどいですね。

僕は煙草は吸わないので匂いに抵抗がありますし、その上運転が荒いとすごく揺れるので、大体一発で酔います。

対策として現地集合やレンタカーを借りる等で回避してますが、
お付き合い等で難しいケースもありますので、そんなときは酔い止めが必須です。
 
只、1点良かったと思うところがあって、出張族になってから乗り物酔いが大分軽減され、あまり酔わなくなりました。

色々な乗り物にたくさんのるので、免疫がついたのか慣れたのか、、上記の通りまだ酔うことはありますが、大分頻度は減ったのでとりあえず良かったなと思っています。




如何だったでしょうか。これからも出張族の実情について、実際の体験談も交えながら発信していきたいと思いますので、少しでも参考にして頂ければ嬉しく思います。

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