ace(エース)のスーツケースでおすすめを探していると、シリーズが多すぎてどれを見ればよいのか迷いますよね。
ACEとace.は何が違う?❓
ストッパー付きはどれ?❓
機内持ち込みできるのは?❓
何泊ならどのサイズ?❓
保証は何年?❓
日本製なの?❓
結論から言うと、エース株式会社には複数のスーツケースブランドがあり、本記事ではACE・ace.・HaNT・PROTECAの主要4ブランドを中心に比較します。価格帯や保証年数も異なるため、まず自分がどのブランドを見ているのかを確認するところから始めると選びやすくなるでしょう。
この記事では、主要4ブランドの違い、選び方の4つの軸、旅行日数別のおすすめモデル、保証と修理の条件まで、わかりやすく解説します。
ぜひ、購入前の参考にしてください。
- 「ACE」「ace.」「HaNT」「PROTECA」はすべてエース株式会社のブランド
- 保証年数はACEが5年、ace.とHaNTが10年と差がある
- キャスターストッパーの有無がシリーズ選びの最大の分かれ目
- 機内持ち込みは3辺合計115cm以内が一般的な基準
- 拡張(エキスパンド)を使うと機内持ち込み基準を超えるモデルがある
- ACEブランドの代表モデルは中国製。日本製を求めるならPROTECA
※本ページにはプロモーションが含まれています
調査方法: ACE公式オンラインストアの公表仕様と航空会社の公式基準を確認し、出張で累計1000日以上スーツケースを使用してきた経験や、実際に使用しているace.とプロテカでの使用感をもとに、エース株式会社4ブランドの現行モデルを用途別に整理しています。ACEブランドの各モデルは実機未検証のため、使用感については公表仕様など確認できる情報をもとに判断しています。
ACE・ace.・HaNT・PROTECAの違いを先に整理する

「ace スーツケース」で出てくる製品は、実は複数のブランドに分かれています。同じ会社の製品でも、価格帯と保証年数は同じになりません。
まず自分が見ているのがどのブランドなのかを確かめておくと、以降の比較が進めやすくなるはずです。
エース株式会社と「ACE」ブランドは同じではない
エース株式会社は1940年創業の日本のバッグ・ラゲージメーカーです。同社が展開するスーツケースブランドには、PROTECA・ace.・HaNT・World Travelerなどがあると考えています。
一方の「ACE」は、公式オンラインストア上の独立したブランド名として使われています。会社名としてのエースと、ブランド名としてのACEを同じものとして扱うと、保証年数の話がかみ合わなくなってしまうでしょう。
4ブランドの位置づけと保証年数
価格帯と保証条件を並べると、性格の差が見えてきます。特に保証年数は、購入後の安心感に直結する部分だと考えています。
| ブランド | 位置づけ | 価格帯の目安 | 製品保証 |
|---|---|---|---|
| PROTECA | 上位ブランド | 5万円台〜 | 10年 + プレミアムケア |
| ace. | 中位ブランド | 3〜5万円台 | 10年 |
| HaNT | デザイン重視 | 3〜4万円台 | 10年 |
| ACE | 価格重視 | 2〜4万円台 | 5年 |
※スペック情報は販売店・時期により変わる可能性があります。最新の正確な情報は公式サイトや正規販売店で必ずご確認ください。
⚠️ACEブランドの保証は5年で、ace.とHaNTの10年とは条件が違います。「エースだから10年」という思い込みは実際とずれてしまうので、購入前にブランド名まで確認してください。
PROTECAとWorld Travelerは名前だけ押さえておく
PROTECAにはマックスパス3やスタリアCXRといった代表シリーズがあります。World Travelerにはプリマスなどがあり、価格を抑えた位置づけだと考えています。

どちらもACEブランドとは価格帯が離れているため、この記事ではブランドの位置づけまでにとどめます。モデル選びまで踏み込みたい方には、下のプロテカの記事が参考になるでしょう。
どのブランドを選ぶかで見るべき点が変わる
ブランドが決まると、比較すべき項目もおのずと絞られてきます。価格を優先するのか、保証や生産国まで含めて考えるのかで、候補は入れ替わると感じます。
- 💰 価格優先: ACEブランド。2万円台から選べる
- 🛡️ 保証優先: ace. または HaNT。スーツケースは10年
- 🇯🇵 日本製: PROTECA。北海道の赤平工場で生産
- 🎒 デザイン: HaNT。フロントオープンのモデルもある
ACE スーツケースの選び方は4つの軸で決まる

シリーズ数は多いものの、比較すべき軸はそれほど多くありません。次の4点を先に決めると、候補が一気に絞れます。
- 🛑 ストッパー: 電車移動が多いなら最優先の装備
- ↔️ エキスパンド: 帰りに荷物が増えるかどうかで判断
- 💼 フロント収納: PCの出し入れが必要なら必須
- ⚖️ 重量と価格: 機内持ち込みでは100g単位で効いてくる
① キャスターストッパーの有無
出張族15年・スーツケース1000日以上使用の視点で言うと、この装備の有無がシリーズ選びで最も大きな分かれ目だと考えています。キャスターストッパーは、車輪を固定して不意な走行を抑える装備だと見てよさそうです。ACEブランドでは、クレスタ2・クレスタS・フレットボード・フォールズなどが搭載しています。
後から追加できる装備ではないので、電車や新幹線での移動が多い方は最初の絞り込み条件にしてよいと思います。
② 容量拡張(エキスパンド)の有無
エキスパンドは、ファスナーを開いて奥行きを増やす仕組みにすぎません。それでも帰りにお土産が増える旅行では、この数リットルが効いてきます。
ただし拡張したままだと3辺合計が基準を超えるモデルがあります。機内持ち込みで使うなら、通常時のサイズで判断するほうが安全でしょう。
③ フロントオープンとフロントポケットの違い
フロントオープンは前面が大きく開く構造で、フロントポケットは前面に独立した収納が付く構造です。どちらもパソコンや書類を取り出しやすくする装備だと考えています。
出張でカフェや空港ラウンジを使う方なら、この装備があるだけで荷物を広げる手間が減るはずです。
④ 重量と価格のバランス
同じ容量帯でも、シリーズによって重量は0.5kg前後変わります。機内持ち込みでは7kgや10kgの制限があるため、本体が重いほど中身に使える重量は減っていくでしょう。
価格については、公式の通常価格とセール価格で差が出ると考えています。古い比較記事の価格は現在と一致しないので、購入前に現在価格を見ておくと安心です。
ファスナータイプとフレームタイプの違いも押さえておく
ACEブランドの多くはファスナータイプで、開閉が軽く本体も軽い構造だと感じます。一方のフレームタイプは、金属の枠でボディを閉じる方式だと見てよさそうです。
フレームタイプは密閉性と剛性で有利になるものの、重量は増えます。クレスタ2Fの58Lは4.8kgで、ファスナー式のクレスタ2 60Lより1kg重い構成だと感じます。
TSロックは差し込み鍵が付かないことが多い
ACEの現行モデルの多くは、3桁のダイヤル式TSロックを採用しています。TSロックは、一般にTSAロックと呼ばれるTravel Sentry認可ロックのことです。
ダイヤル式には、利用者用の差し込み鍵は付属しません。本体の鍵穴は検査機関が使用するものなので、「鍵が入っていない」という誤解につながりやすい部分です。
- 電車・新幹線が中心 → ストッパー付きを最優先
- 帰りに荷物が増える → エキスパンド付き
- パソコンを毎回持つ → フロント収納付き
- 機内持ち込みメイン → 本体重量を最優先
- 長く使いたい → 保証10年のace.かHaNT
機内持ち込みサイズ(1〜3泊)のおすすめ6モデル

1〜3泊なら、機内持ち込みできる30L台が扱いやすい容量帯になります。3辺合計115cm以内が、多くの航空会社で採用されている一般的な基準だと考えています。
この容量帯ではストッパーの有無と本体重量が選び分けの決め手になります。
| モデル | 品番 | 容量 | 重量 | 通常価格 | ストッパー |
|---|---|---|---|---|---|
| クレスタ2 S | 06936 | 35L | 2.9kg | 28,600円 | 有り |
| クレスタS S | 09161 | 35/42L | 3.5kg | 30,800円 | 有り |
| ラディアル S | 06971 | 32L | 3.0kg | 29,700円 | 無し |
| ベベル S | 05681 | 33L | 3.2kg | 22,000円 | 無し |
| タッシェ S | 06536 | 34L | 3.3kg | 25,300円 | 有り |
| EXACT 37/44L | 05716 | 37/44L | 3.2kg | 16,500円前後 | 無し |
※スペック情報は販売店・時期により変わる可能性があります。最新の正確な情報は公式サイトや正規販売店で必ずご確認ください。
軽さとストッパーを両立するならクレスタ2 35L
クレスタ2の35Lは2.9kgで、この容量帯では軽い部類に入ります。ストッパーとHINOMOTO製の双輪キャスターを備えている点も見どころだと感じます。
ただし拡張機能はありません。帰りの荷物が読める旅程に向いた構成だと考えています。
ストッパーも拡張も欲しいならクレスタS 35/42L
クレスタSは、ストッパーとエキスパンドの両方を備えた数少ないシリーズです。35Lから42Lまで広げられるため、帰りの荷物が読めない旅行にも向くでしょう。
弱点は3.5kgという重量になります。軽さを最優先するなら、クレスタ2のほうが有利だと感じます。
外観を重視するならラディアル 32L
ラディアルは鏡面仕上げのボディが特徴のWEB限定シリーズです。32Lで3.0kgと軽く、内装は両面をファスナーで覆う構造になっています。
ストッパーと拡張機能はどのサイズにも付きません。見た目と内装を優先する方向けの構成だと感じます。
価格を最優先するならベベル 33L
ベベルの33Lは22,000円で、今回挙げた5モデルの中では最も安い設定になります。ストッパーも拡張も付かないものの、機内持ち込みサイズと基本装備は押さえています。
初めてのスーツケースとして、まず1台用意したい方に向いた価格帯だと思います。
PCも入れたいならタッシェ 34L
タッシェの34Lは、フロントポケットとPC収納を備えたビジネス寄りのモデルです。キャスターストッパーと双輪キャスターも装備しています。
25,300円という価格でこの装備がそろう点は、出張用として見どころだと感じます。ボディはポリカーボネートで、Mサイズは59Lという設定になります。
とにかく安く抑えたいならEXACT 37/44L
EXACTは公式オンラインストアの主力シリーズではありません。それでも通販サイトでは新品が流通している、エース製のシリーズになります。
37Lから44Lまで拡張でき、価格は16,500円前後から探せるでしょう。ただし拡張すると機内持ち込みの基準を超えるので、通常時のサイズで使ってください。
⚠️EXACTは1種類ではありません。ハードボディ・カーボン柄・ヘアライン柄などで容量も素材も違います。購入前に品番と素材表記まで確認してください。
コインロッカーも使うなら20Lという選択肢もある
初代クレスタの06314は20Lで2.3kgという小型モデルです。外寸は47×34×20cmなので、駅のコインロッカーにも入れやすいと思います。
1泊の出張や、日帰りで荷物が多い日に使いやすい容量です。クレスタ2に20Lの設定はありません。
機内持ち込みサイズの基準は、航空会社の公式ページで確認してください。
(出典: ANA 公式|機内に持ち込める手荷物のサイズとルール (国内線))
HAL小型機やLCCでは、3辺合計100cm以内まで基準が下がる場合があります。機内持ち込みを前提に選ぶなら、予約した便の規定まで見ておくと安心です。
3〜5泊のおすすめ4モデル


3〜5泊では、50L前後から60L台が目安になります。この容量帯は預け入れを前提にしやすくなりますが、預け入れ手荷物にも重量制限があります。本体重量と扱いやすさの両方を確認して選びましょう。
フロント収納の有無で、出張での使い勝手は大きく変わってきます。
| モデル | 品番 | 容量 | 重量 | 通常価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| フォールズ M | 06906 | 46/57L | 4.0kg | 36,300円 | フロントポケット |
| ベベル M | 05682 | 63L | 4.3kg | 25,300円 | 価格重視 |
| ラディアル M | 06972 | 57L | 4.1kg | 31,900円 | 鏡面ボディ |
| エスカレラ M | 05652 | 62/71L | 4.0kg | 41,800円 | 拡張あり・軽量 |
※スペック情報は販売店・時期により変わる可能性があります。最新の正確な情報は公式サイトや正規販売店で必ずご確認ください。
PCを持ち歩くならフォールズ 46/57L
私が実際に4年以上使っているモデルです。フォールズのMサイズは、15.6インチクラスのパソコンを収納できるフロントポケットを備えています。ストッパーとエキスパンドも搭載しているため、装備の面では充実した構成だと感じます。
その分だけ価格は36,300円と高めになります。パソコンを毎回持ち歩く出張が多いなら、差額に見合う場面は出てくるでしょう。
価格を優先するならベベル 63L
ベベルのMサイズは25,300円で、63Lという容量を考えると価格を抑えた設定になります。拡張機能は付かないものの、必要な容量を最初から確保できる点が利点です。
装備よりも容量と価格のバランスを重視する方に向いた1台だと感じます。
内装で分けて整理したいならラディアル 57L
ラディアルのMサイズは57Lで4.1kgです。両面をファスナーで覆う内装なので、片側だけ開けても荷物が崩れにくいでしょう。
鏡面ボディは傷や指紋が目立ちやすい面もあります。外観をきれいに保ちたいなら、明るめのカラーを選んでみてください。



3〜5泊は、荷物量が一番読みにくい泊数だと感じています。衣類の厚みが変わる季節は、ひとつ上のサイズを見ておくと足りなくなりにくいはずです。
拡張しても軽いエスカレラ 62/71L
エスカレラのMサイズは62Lで4.0kgという構成です。拡張すると71Lまで広がるので、帰りの荷物が増えても対応できると思います。
価格は41,800円と高めになるものの、60L台で4.0kgに収まっている点は軽さを重視する方に効いてきます。
1週間以上・海外旅行のおすすめ4モデル


1週間を超える旅行では、80L以上が目安になります。大型になるほど本体重量が増えるので、預け入れの重量制限との兼ね合いも出てくるでしょう。
特に容量あたりの重量で比べると、シリーズごとの差がはっきりします。
| モデル | 品番 | 容量 | 重量 | 通常価格 | 1Lあたり重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| フレットボード LL | 05434 | 100L | 4.2kg | 44,000円 | 約42g |
| クレスタ2 L | 06938 | 85L | 4.4kg | 33,000円 | 約52g |
| ベベル L | 05683 | 92L | 5.1kg | 28,600円 | 約55g |
| クレスタS L | 09163 | 86/101L | 5.2kg | 36,300円 | 約60g |
※スペック情報は販売店・時期により変わる可能性があります。最新の正確な情報は公式サイトや正規販売店で必ずご確認ください。
100Lで4.2kgのフレットボード
フレットボードのLLサイズは、100Lで4.2kgという構成になっています。1Lあたりの重量に換算すると約42gで、今回挙げた中では最も軽い部類に入ると感じます。
預け入れの重量制限が厳しい路線を使う方にとって、この差は効いてくるはずです。
装備と価格のバランスならクレスタ2 85L
クレスタ2のLサイズは85Lで33,000円という設定になります。ストッパーが付いたうえで4.4kgに収まっており、装備と価格のバランスが取れた構成だと考えています。
拡張機能が無い点だけは、購入前に確認しておきたいところでしょう。
価格を抑えて大容量ならベベル 92L
ベベルのLサイズは92Lで28,600円です。今回挙げた大型4モデルの中では、最も価格を抑えられると感じます。
重量は5.1kgあるため、階段や乗り換えが多い旅程では負担になります。空港とホテルの移動が中心なら、価格の安さが効いてくると感じます。
帰りの荷物が増えるならクレスタS 86/101L
クレスタSのLサイズは、拡張すると101Lまで広がります。海外旅行で買い物をする予定があるなら、この余裕は安心材料になるでしょう。
ただし5.2kgと重いため、空港での持ち上げは楽ではありません。
⚠️大型モデルは、拡張すると航空会社の預け入れ規定を超える場合があります。3辺合計158cm以内が一般的な基準なので、拡張後の寸法まで確認してください。
出張で使うなら装備の優先順位を決めておく


出張用として選ぶ場合、旅行とは重視する点が変わります。移動の頻度が高くなるぶん、細かい装備の差が積み重なるからです。
私が実際に使ってきたのはace.とプロテカで、ACEブランドの現行モデルは実機検証していません。そのうえで、装備の優先順位についての考えを整理しておきます。
パソコンを持つならフロント収納を最優先にする
空港の保安検査では、パソコンを取り出す場面が出てきます。本体を開かずに出し入れできるかどうかで、手間の差は大きくなると感じます。
ACEブランドではフォールズとフレットボード、ace.ではパリセイド3-Zの37Lなどがこの構造を備えています。
ストッパーは移動時間より立っている時間で効く
出張族15年・スーツケース1000日以上使用の視点で言うと、ストッパーの価値は移動距離ではなく立っている時間で決まると考えています。座れる移動が中心なら、優先度を下げても後悔しにくいはずです。



通勤時間帯の電車で立ったまま押さえるのと、座席の足元に置いておくのとでは、必要な装備がまったく違ってきます。自分の移動を思い浮かべてから決めると良いと感じます。
静音性は製品名で保証されているとは限らない
走行音を気にする方は多いのではないでしょうか。ただしACE公式のページに、静音機構の製品名まで記載されているモデルは限られます。
「双輪だから静か」とまでは言い切れないので、静かさを最優先にするなら静音機構を明記したモデルを比べてください。
出張日数から逆算するとサイズを外しにくい
出張では、荷物の量がある程度決まってきます。泊数から逆算しておくと、容量選びで迷う時間が減っていくでしょう。
| 泊数 | 目安容量 | 候補モデル |
|---|---|---|
| 日帰り〜1泊 | 20〜30L | クレスタ 20L |
| 2〜3泊 | 30L台 | クレスタ2 35L / ベベル 33L |
| 3〜5泊 | 50〜60L台 | フォールズ 46/57L / ベベル 63L |
| 1週間以上 | 80L以上 | フレットボード 100L / クレスタ2 85L |
※スペック情報は販売店・時期により変わる可能性があります。最新の正確な情報は公式サイトや正規販売店で必ずご確認ください。
- ストッパー … 立っている時間が長いほど効く
- フロント収納 … 保安検査とカフェでの作業が楽になる
- 本体重量 … 機内持ち込みの重量制限に直結する
- 静音性 … 早朝と深夜の移動が多いなら考慮する
- 拡張機能 … 出張では優先度が下がりやすい
ace.とHaNTから選ぶという方法もある


ACEブランドで条件が合わないときは、同じエース株式会社のace.とHaNTが候補だと考えています。どちらも製品保証は10年で、ACEブランドの5年より長い設定だと見てよさそうです。
価格は上がるものの、保証年数まで含めて考えると差は縮まると感じます。
ace. パリセイド3-Zは装備とサイズ展開が広い
パリセイド3-Zは21Lから100Lまで7サイズを展開しています。37Lにはフロントポケット、21Lにはフロントオープンが用意されていると考えています。
32Lモデルは3.0kgで36,300円という設定になります。ACEブランドより価格は上がるものの、保証は10年になると感じます。
ace. コーナーストーン2-Zは価格を抑えられる
コーナーストーン2-Zの34Lは2.9kgで28,600円前後になります。ace.ブランドの中では手に取りやすい価格帯です。
10年保証を受けたいものの予算は抑えたい、という条件に合う選択肢だと感じます。
HaNT ココントはフロントオープンが使いやすい
HaNTのココントは、36Lから44Lまで拡張できるフロントオープンモデルです。3.0kgと軽く、前面を開けたまま荷物を出し入れできます。
価格は41,800円と高めになるものの、デザインと使い勝手を両立させたい方には候補に入るでしょう。
HaNT ソロは価格を抑えたデザイン系
HaNTのソロは32Lで3.1kgという構成になります。31,900円前後という価格で、HaNTブランドの中では抑えめの設定です。
デザイン性のあるモデルを10年保証で持ちたい方に向いた1台だと感じます。
ace. サルートンはフルフロントオープンの上位モデル
サルートンは前面が大きく開くフルフロントオープン型のシリーズです。34Lから101Lまで5サイズあり、101L以外はエキスパンドに対応していると考えています。
静音双輪とストッパー、TSロックを備え、素材はポリカーボネートになります。34/40Lで52,800円と価格は上がるものの、装備は上位クラスだと感じます。
HaNT ノートルは牛革パーツを使った上品な系統
ノートルは、牛革パーツをアクセントに使ったデザインのシリーズだと感じます。31Lで2.9kgと軽く、ストッパーと双輪キャスターも備えています。
エコバッグやレザータグなどの付属品が付く点も見どころだと感じます。31Lで40,700円という価格設定になっています。
HaNT ヘイヘイは家族旅行を意識した構造
ヘイヘイは「MAMA labo」の発想から生まれたシリーズだと案内されています。上部から荷物を入れやすい構造や、専用インナーパックを採用していると考えています。
33Lで3.1kg・40,700円、50Lで3.7kg・44,000円という設定になります。子ども連れの旅行で荷物を出し入れする回数が多い方に向いていると考えています。
HaNT マインとアワーズは価格を抑えて探せる旧シリーズ
マインはHaNTのロングセラーで、33Lは2.7kgと今回挙げた中で最も軽い構成だと感じます。キャスターカバーやポーチなど、女性視点の内装が特徴だと感じます。
アワーズは30Lで26,000円前後と、HaNTの中では価格を抑えた系統になります。どちらも在庫限りの流通が中心のため、購入前に新品かどうかを確認する必要があります。
| モデル | 品番 | 容量 | 重量 | 通常価格 | 保証 |
|---|---|---|---|---|---|
| パリセイド3-Z 32L | 06913 | 32L | 3.0kg | 36,300円 | 10年 |
| コーナーストーン2-Z 34L | 06861 | 34L | 2.9kg | 28,600円前後 | 10年 |
| サルートン 34/40L | 05361 | 34/40L | 3.5kg | 52,800円 | 10年 |
| HaNT ココント 36/44L | 05511 | 36/44L | 3.0kg | 41,800円 | 10年 |
| HaNT ノートル 31L | 06881 | 31L | 2.9kg | 40,700円 | 10年 |
| HaNT ヘイヘイ 33L | 05180 | 33L | 3.1kg | 40,700円 | 10年 |
| HaNT マイン 33L | 05745 | 33L | 2.7kg | 40,000円前後 | 10年 |
| HaNT アワーズ 30L | 06751 | 30L | 3.1kg | 26,000円前後 | 10年 |
| HaNT ソロ 32L | 06551 | 32L | 3.1kg | 31,900円前後 | 10年 |
※スペック情報は販売店・時期により変わる可能性があります。最新の正確な情報は公式サイトや正規販売店で必ずご確認ください。



ACEブランドとace.ブランドで迷ったときは、価格差を保証年数で割ってみると判断しやすくなります。5年ぶんの差をどう見るかで、答えは変わってくるはずです。
保証・修理・アウトレットの条件を確認しておく


スーツケースは購入後のトラブル対応まで含めて選ぶ製品だと考えています。エース株式会社の保証は、ブランドによって年数も条件も変わると見てよさそうです。
特に「10年保証だから10年間どんな破損も無料」ではない点は、購入前に知っておきたいところだと考えています。



保証書と購入証明は、意外と見つからなくなりがちです。私は購入時のメールと保証書を、機種ごとにまとめて保管するようにしています。
保証の対象になるのは素材と製造上の不具合
ACE・ace.・HaNTの製品保証は、素材や製造上の不具合と認められた場合が対象になります。いずれも正規販売店での購入が前提になるでしょう。
- 通常の使用でついた擦り傷や退色
- キャスターやハンドルの経年劣化
- 航空会社の輸送中に生じた破損
- 誤った使い方による破損
航空会社で壊れた場合はまず航空会社へ
預け入れ中の破損は、通常の製品保証では対象外になります。破損に気づいたら、到着後すぐに利用した航空会社のカウンターへ申し出てください。
✅PROTECAのプレミアムケア期間中であれば、運送中の破損まで対象になる場合があります。高価格帯のPROTECAを選ぶ理由のひとつだと感じます。
修理は約1か月・送料はユーザー負担
エースのカスタマーセンターでは、保証修理と有償修理を受け付けています。通常の修理期間はおおむね1か月が目安だと考えています。
パーツの在庫や損傷の内容によっては、1か月を超える場合もあります。通常の修理では、発送時と返送時の送料はユーザー負担だと考えています。
アウトレットは保証条件が変わる
エースには直営のアウトレット店舗があり、型落ちモデルを抑えた価格で買えます。2024年9月1日以降にアウトレット実店舗で購入したハードタイプには、一部を除いて3年間の製品保証が設定されています。
通常のace.10年保証やACE5年保証とは条件が異なるので、価格だけでなく保証まで比べてください。
使用頻度が低いならレンタルという方法もある
エースには直営のレンタルサービスもあり、PROTECAやHaNT、ace.を借りられます。年に1回程度しか使わないなら、購入前に試す方法として検討できると感じます。
旅行のたびに借りるとなると割高になる場合もあります。使用頻度から逆算して考えてみてください。
製品保証の条件は、ACE公式の案内ページで確認できます。
(出典: ACE 公式通販|製品保証について)
- 正規販売店かどうか (保証の前提条件)
- ブランド名がACEかace.か (5年か10年か)
- アウトレット品かどうか (保証年数が変わる)
ACE スーツケースのおすすめについてよくある質問


最後に、購入前に多い疑問をまとめます。細かい点ほど、買ってから気づくと困ることが多いので、ぜひ参考にしてください。
Q ACEとace.は何が違いますか?
Aどちらもエース株式会社のブランドですが、製品保証の年数が違います。大文字のACEは5年、小文字のace.はスーツケースで10年だと考えてください。価格帯もace.のほうが上に設定されています。
Q ACEのスーツケースは日本製ですか?
Aエース株式会社は日本のメーカーですが、ACEブランドの代表モデルは中国製と記載されています。日本製にこだわるなら、北海道の赤平工場で生産するPROTECAが候補になります。
Q 最初の1台ならどれがおすすめですか?
A機内持ち込みサイズで迷っているなら、ストッパーと拡張の両方を備えたクレスタSが選びやすいと感じます。軽さを優先するならクレスタ2の35L、価格を優先するならベベルの33Lが候補です。
Q キャスターストッパーは必要ですか?
A電車やバスで立ったまま移動する時間が長いなら、あったほうが楽になります。車移動が中心なら、無くても困る場面は少ないでしょう。
Q 拡張したまま機内に持ち込めますか?
AA モデルによります。拡張すると3辺合計が機内持ち込み基準を超えるモデルがあるため、拡張後の外寸を確認してください。基準を超えるモデルは、搭乗前に通常サイズへ戻して使用します。
Q 保証は何年ですか?
AACEが5年、ace.とHaNTが10年、PROTECAが10年です。PROTECAには購入後3年間のプレミアムケアも付くと考えてください。いずれも正規販売店での購入が前提になります。
Q 修理はどこに出せばいいですか?
Aエースのカスタマーセンターで、保証修理と有償修理を受け付けています。期間の目安は約1か月で、送料はユーザー負担です。
Q アウトレットで買っても保証はありますか?
A2024年9月1日以降に直営アウトレット実店舗で購入したハードタイプには、一部を除いて3年間の保証が設定されています。通常の保証とは条件が違います。
Q 鍵は付属しますか?
Aダイヤル式のTSロックには、差し込み式の鍵は付属しません。本体の鍵穴は検査機関が使用するものです。暗証番号は購入後に設定してください。
Q レンタルという選択肢もありますか?
Aエースには直営のレンタルサービスがあり、PROTECAやHaNT、ace.を借りられます。使用頻度が年1回程度なら、購入前に試す方法として検討できます。
Q フレームタイプとファスナータイプはどちらがいいですか?
A軽さと開閉のしやすさではファスナータイプ、密閉性と剛性ではフレームタイプが有利です。ACEブランドではクレスタ2Fがフレームタイプにあたります。
Q 20Lの小型モデルはありますか?
A初代クレスタの06314が20Lモデルです。2.3kgで外寸は47×34×20cmなので、コインロッカーにも入れやすいサイズになります。クレスタ2に20Lの設定はありません。
ace スーツケースのおすすめまとめ
いかがだったでしょうか。以下、この記事のポイントをまとめました。
- 本記事では、エース株式会社の主要ブランドからACE・ace.・HaNT・PROTECAの4ブランドを中心に比較
- 保証はACEが5年、ace.とHaNTが10年、PROTECAが10年+プレミアムケア
- 選び方の軸はストッパー・拡張・フロント収納・重量と価格の4点
- 1〜3泊はクレスタ2 35L / クレスタS 35-42L / ベベル 33L
- 3〜5泊はフォールズ 46-57L / ベベル 63L / エスカレラ 62-71L
- 1週間以上はフレットボード100L / クレスタ2 85L / ベベル 92L
- 拡張したままでは機内持ち込みの基準を超えるモデルがある
- 修理はおおむね1か月・送料はユーザー負担
- アウトレット品は保証条件が変わる
- ACEブランドの代表モデルは中国製。日本製ならPROTECA
シリーズの数は多いものの、ストッパーが要るかどうかを最初に決めるだけで候補は大きく絞れます。
そのうえで容量と価格を見ていくと、選び分けが進めやすくなると感じます。保証年数まで含めて比べると、ブランドをまたいだ判断もしやすくなります。
この記事が、ace(エース)のスーツケース選びの判断材料になれば嬉しく思います。










