アメリカンツーリスター キュリオのレビューを調べていると、ブックオープニングが本当に使いやすいのか、55・68・75のどれを選べばよいのか迷いますよね。
特に、こんな点が気になる方が多いのではないでしょうか。
ブックオープニングって使いやすいの?❓
55は機内持ち込みできる?❓
キャスターストッパーは付いてる?❓
55・68・75のどれを選ぶ?❓
壊れやすいという評判は本当?❓
73トランクとは何が違う?❓
結論から言うと、キュリオは狭い場所で荷造りしたい人に向いた軽量シリーズ。ただしキャスターストッパーが非搭載で、55は拡張すると機内持ち込み基準を超える点は理解して選ぶ必要があります。
この記事では、出張族15年・スーツケース1000日以上使用の経験から、55・68・75の選び方・ブックオープニングの実像・口コミの読み方・保証の範囲まで、わかりやすく解説します。
ぜひ、購入前の参考にしてください。
- キュリオはブックオープニング構造の軽量シリーズ
- 55は33/42L・2.8kg、68は75/91L・3.9kg、75は98/114L・4.2kg
- 55は通常時のみ機内持ち込み対応。拡張時は3辺合計120cm
- キャスターストッパーは非搭載
- ボディはポリプロピレン系 (73トランクのみポリカーボネート)
- 保証は条件付き3年。輸送中の破損は対象外
※本ページにはプロモーションが含まれています
キュリオはどんなスーツケース? 特徴を先に整理

キュリオの中心にあるのは、軽量なボディと片面が深く開く構造です。一般的な左右均等に開くスーツケースとは、荷造りの感覚が変わってくるかもしれません。
まずは何が評価され、どこが弱点とされているのかを押さえておいてください。以降のサイズ選びが判断しやすくなります。
評価されているポイント
購入者の評価で繰り返し挙がるのは軽さと走行性、そしてカラーです。ブックオープニングモデルにはOptimovサスペンションホイールが採用されており、単なる軽量化だけの製品ではありません。
- 容量に対して本体が軽い (55で2.8kg、75で4.2kg)
- サスペンション付きホイールで走行が軽い
- エキスパンダブルで帰りの荷物増加に対応できる
- 明るいカラーを含む展開でデザインの支持が厚い
購入前に知っておきたい弱点
一方で、用途によっては相性が悪い部分も少なくありません。特に電車移動が多い方には見過ごせない仕様があります。
- キャスターストッパーが非搭載 (55ブックオープニングで確認)
- ポリプロピレン系ボディのため手で押すとしなる感覚がある
- 深い収納のため、底の荷物を途中で取り出しにくい
- 内部を細かく仕切るタイプではない
HAL出張族15年・スーツケース1000日以上使用の視点でいうと、ストッパーの有無は電車移動の多さで評価が真っ二つに分かれる部分です。自分の移動手段を先に確認してから判断するのが確実ですよ。
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キュリオ最大の特徴「ブックオープニング」の実際


キュリオを検討するうえで、最初に理解しておきたいのがこの構造です。メリットとデメリットが表裏の関係にあるため、片方だけを見て判断しないでください。
浅いフタと深い収納に分かれる構造
一般的なスーツケースは中央のファスナーを開き、左右をほぼ同じ深さで展開します。対してキュリオのブックオープニングは、浅いフタ側と深いメイン収納側に分かれます。
メーカー側も、狭いスペースで荷造りしやすい構造として打ち出してきました。全開にしたときの床の占有面積を抑えやすく、高さのある荷物もまとめやすい形になっています。
深い収納ゆえの取り出しにくさ
深さがあるということは、奥や底に入れた荷物を途中で取り出す際に、上の荷物を一度どかす必要があるということです。衣類や小物を頻繁に出し入れする使い方では、この手間が積み重なると感じます。
パッキングキューブを併用する前提で考えたほうが、この構造は活きます。実利用者からも底のものを取り出しにくいという趣旨の評価が出ています。
- 袋分けして入れる人 → 深さがそのまま容量の余裕になる
- 小分けせず放り込む人 → 底の荷物を出すたびに上をどかす手間が出る
逆にいえば、荷物をカテゴリごとに袋分けする習慣がある方なら、深さはそのまま容量の余裕になるでしょう。自分の荷造りのやり方と相性がよいかどうかが判断の分かれ目ではないでしょうか。
- スーツケースの開き方は、カタログを見比べても差が伝わりにくい
- 実際の宿泊環境では、床にどれだけ広げられるかで荷造りのしやすさが変わる
- ブックオープニングは「広げられない場面」に寄せた設計と理解すると選びやすい
内部の仕切りは細かくない
キュリオは深い収納スペースを大きく使う方向の商品です。そのため、小物を大量に分類できる内蔵ポケットや、固定された多数の仕切りは備えていません。
収納ケースを使って自分で区切りたい方には相性がよい一方、最初から細かく分かれている構造を求める方には物足りなく感じられます。これはブックオープニングの長所と短所が表裏になっている部分です。
出張で使う場面から考えるキュリオ


スペック表だけでは、実際に使ったときの快適さは見えてきません。移動から宿泊までの流れに沿って、キュリオの構造がどう効いてくるかを見ていきます。
ホテルの部屋での広げやすさ
ビジネスホテルの客室は、スーツケースを全開にできるほどの床面積がないことが珍しくありません。ベッドと壁の間に置いて開く、という場面も少なくありません。
キュリオのブックオープニングは、この場面で効いてきます。片面が浅いフタなので、全開にしたときの占有面積を抑えられるのが構造上の利点です。



私の場合、宿泊先はビジネスホテルが中心です。机とベッドの間しか空いていない部屋も多く、スーツケースを全開にできないことは珍しくありません。片面が浅い構造は、こういう部屋で効いてくると考えています。
空港での移動と預け入れ
空港では保安検査から搭乗口まで、想像以上に歩かされることも珍しくありません。ここでの取り回しの軽さが、到着後の疲労を左右するといっても大げさではありません。
サスペンションホイールによる走行の軽さは、この長い移動で体感しやすい部分です。ただし預け荷物にする以上、擦り傷や汚れは避けにくい点も理解しておいてください。
- 長い距離を歩く空港移動では走行の軽さが効く
- 預け入れる以上、擦り傷や汚れは前提として考える
- 明るいカラーは汚れが目立ちやすい
独立レビューでは55のトップハンドル周辺に擦り傷がついた点が指摘されています。これはキュリオ固有の欠陥というより、預け荷物として使うスーツケース全般に起きることです。明るいカラーを選ぶ場合は、汚れが視認しやすくなる点も踏まえて選んでください。
電車移動が中心の方は要注意
空港までの移動や出張先での移動が電車中心の場合、キュリオには弱点があります。ストッパーが非搭載のため、揺れる車内でスーツケースが動かないよう自分で押さえ続ける必要があります。
停車中に手を離せるかどうかは、混雑した車内では体感差が大きいと感じます。後ほど詳しく触れますが、電車移動が多い方は購入前に必ず確認しておきたい仕様です。
キュリオのサイズ展開とスペック


キュリオはサイズによって仕様がはっきり異なります。口コミを読むときも、どのサイズの話かを必ず確認しましょう。
主要モデルのスペック比較
公式の仕様を横並びにすると、選び分けの基準が見えてきます。宿泊数の目安と拡張後の容量をあわせてご覧ください。
| モデル | 外寸 | 容量 | 重量 | 宿泊数目安 |
|---|---|---|---|---|
| スピナー55 EXP | 55×35×25/30cm | 33/42L | 2.8kg | 1〜3泊 |
| スピナー68 EXP | 68×45×31/36cm | 75/91L | 3.9kg | 4〜6泊 |
| スピナー75 EXP | 75×50×33/38cm | 98/114L | 4.2kg | 1週間以上 |
| スピナー73 トランク | 73×43×37cm | 76L | 4.7kg | 4〜6泊 |
| スピナー55 フロントオープニング | 55×36×24cm | 31L | 3.4kg | 1〜3泊 |
- 55・68・75のブックオープニングはポリプロピレン系ボディ
- 73トランクだけはポリカーボネート
- 素材をシリーズ全体で一括りにすると事実と食い違う
55ブックオープニングと55フロントオープニングは別物
同じ55でも中身はまったく違います。検索上でも混同が起きやすい部分です。自分の使い方に合うのはどちらかを、先に決めておくと迷いません。
| 55 ブックオープニング | 55 フロントオープニング | |
|---|---|---|
| 容量 | 33/42L (拡張可) | 31L (拡張なし) |
| 重量 | 2.8kg | 3.4kg |
| 強み | 軽さ・容量拡張・荷造りのしやすさ | PC/タブレット収納・USBポート |
移動中にノートPCを頻繁に出すならフロントオープニング、軽さと容量、ホテルでの荷造りを重視するならブックオープニングという棲み分けになります。
なおPCポケットの対応サイズは販売店によって表記に差があります。インチ数だけで判断せず、お使いのPCの実寸と収納部の寸法を照合してから購入してください。
42Lの収納に荷物はどれくらい入るのか
55は通常時33L、拡張すると42Lになります。ただしリットル数だけを見ても、実際に何が入るのかは想像しにくいものです。


公式の目安は1〜3泊。42Lは、1泊分の着替えに加えてPCや小物までまとめられる容量だと考えてください。
- 1泊分の着替え (下着・シャツ・パンツ)
- ノートPCと充電器
- 洗面用具と整髪用品
- 帰りに増える土産物の余白
同じ42Lクラスのスーツケースに荷物を詰めた状態が、下の写真のイメージになります。拡張前の33Lで足りるか、拡張した42Lまで必要かの判断材料にしてください。
サイズ選びで見るべきは宿泊数だけではない
公式の目安は55が1〜3泊、68が4〜6泊、75が1週間以上です。ただし容量は拡張で大きく変わるため、目安どおりに選ぶと過不足が出ることがあります。
55は最大42Lまで広がるので、荷物が少ない方なら3泊を超える日程にも対応できるでしょう。68は最大91Lと一般的なMサイズを上回る容量になり、75は最大114Lまで増えます。
- 夏か冬か (冬物は同じ泊数でもかさばる)
- 国内か海外か (滞在日数と土産物の量が変わる)
- 帰りに荷物が増える予定があるか
この3点を宿泊数と合わせて考えると、サイズの判断がぶれにくくなります。



出張族15年・スーツケース1000日以上使用の経験からいうと、迷ったときは「帰りの荷物」を基準に選ぶと失敗が減ると感じています。行きに余裕があっても、帰りに入らないと結局困ることになります。
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キュリオの価格はどれくらい? 表示価格が割れる理由


キュリオを検索すると、同じモデルなのに違う価格が並んでいて戸惑うかもしれません。これには理由があるため、先に整理しておいてください。
公式の現行価格
2026年8月時点の日本公式サイトでは、主力のブックオープニングモデルが次の価格帯になっています。サイズが上がるごとに段階的に上がる構成になっています。
| モデル | 現行公式価格 |
|---|---|
| 55 EXP ブックオープニング | 30,800円 |
| 68 EXP ブックオープニング | 36,300円 |
| 75 EXP ブックオープニング | 39,600円 |
検索結果に別の価格が出るのはなぜか
検索すると55で29,700円、68で35,200円といった価格も見つけられるかもしれません。これは旧SKUや旧価格、販売店の在庫情報が検索結果に残っているからにほかなりません。
つまり表示価格の違いは、必ずしも値引きを意味しません。旧カラーや旧モデルの在庫処分である可能性もあります。
- 旧SKU・旧価格が検索結果に残っている
- 旧カラーや旧モデルの在庫処分である
- サイズ違い・開き方違いのページを見ている
購入前には、対象がどのモデル・どのカラーなのかを販売ページで確認してください。型番まで見比べると、価格差の理由がはっきりします。



私は購入前に必ず型番と外寸を突き合わせて確認しています。同じシリーズ名でも仕様が違うことがあるため、価格だけで飛びつくと後悔しやすいと感じています。
キュリオ55は機内持ち込みできる? 条件を確認


55を検討する方が最も気にする論点です。結論は条件付きで、書かれ方によっては誤解を招きかねません。
通常時は一般的な基準に収まる
キュリオ55ブックオープニングの通常時サイズは55×35×25cm、3辺合計115cmです。ANAの国際線などで採用されている55×40×25cm以内・3辺合計115cm以内という基準を超えません。
★重要: 拡張すると持ち込みサイズを超える
拡張時は55×35×30cmとなり、厚さが30cm、3辺合計は120cmに達します。この状態では収まりません。この状態では一般的な55×40×25cm基準に収まりません。
つまり「55は機内持ち込み対応」という表記だけでは情報が足りません。往路は通常時、復路は拡張して預けるといった使い分けが現実的な運用になります。
- 国内線の小型機は45×35×20cm・合計100cm以内という制限もある
- LCCには重量7kgなど独自の基準がある
- 搭乗前に利用便のルールを必ず確認する
75は3辺合計158cmちょうどになる
長期旅行で75を選ぶ場合、預け入れの基準に注意が必要です。通常時は75+50+33で158cmとなり、多くの航空会社が基準としている158cmをちょうど超えません。
ただし拡張すると厚さが38cmになるため、合計は163cmです。拡張したまま預けると超過扱いになる可能性があります。
キャスターはうるさい? 検証結果は分かれている


静音性については、調べる情報源によって評価が変わってくるでしょう。一方的な断定を避けて、両方の結果を見ておくのが安全です。
55と68・75で異なる評価
同じキュリオでも、調べた対象のサイズによって静音性の結論が変わります。そのため、どのサイズについての評価なのかを確認しながら読んでください。
55を実測した独立レビューでは、走行の軽さやサスペンション性能は高評価だった一方、静音キャスターとして知られるHINOMOTO系と比べると騒音面でやや劣るという結果でした。
| 対象サイズ | 静音性の評価 |
|---|---|
| 55 (実測レビュー) | HINOMOTO系と比べると騒音面でやや劣る |
| 68 (第三者比較検証) | 4.58 |
| 75 (第三者比較検証) | 4.56 |
対して68・75の第三者比較検証では、静音性の評価が68で4.58、75で4.56と比較的良好です。サイズによって結論が違うため、シリーズ全体をまとめて評価できません。
- うるさいスーツケースとは言いにくい
- 静音性に特化したキャスターと比べると物足りないという検証もある
- どのサイズについての評価かを確認して読む
ストッパー非搭載は電車移動で効いてくる
走行性能とは別に、停車中の扱いやすさも確認しておきたい部分です。ここはキュリオのはっきりした弱点にあたります。


55ブックオープニングでは、販売仕様と購入者レビューの双方からキャスターストッパーが非搭載であることが確認できました。
- 電車・バスの車内で手を離すと動いてしまう
- 傾斜のあるホームや駅構内で自立させにくい
- 混雑した車内では体で押さえる姿勢になりやすい
電車やバスで頻繁に使う方にとっては、走行中に手を離せないという意味で影響の大きい仕様です。実際のレビューでも、電車内でストッパーが欲しいという不満が見られます。
サイドハンドルの有無もサイズで違う
55ブックオープニングではサイドハンドルがない仕様が確認されました。階段や車の積み降ろしで横から持ち上げる場面では、使いにくく感じる可能性があります。
55フロントオープニングについても、サイドハンドルや底足がない仕様の販売ページがあります。サイズによって仕様が異なるため、購入対象のサイズごとに確認してください。



私は電車移動が多いので、ストッパーの有無は毎回チェックしています。揺れる車内で足でスーツケースを押さえ続けるのは、地味に負担が大きいと感じています。
キュリオの口コミで繰り返し挙がる評価


購入者の声を読むと、評価が集まる項目と不満が集まる項目がはっきり分かれます。出張族15年・スーツケース1000日以上使用の視点で見ると、どちらを重く見るかは移動手段によって変わるでしょう。
支持されている点
最も多いのは軽さへの評価です。55の2.8kg、75の4.2kgという数値は、その容量を考えると軽い部類ではないでしょうか。
走行性についても、車輪が軽い、以前使っていたものより動かしやすいという方向の声が目立ちました。サスペンションホイールの効果が体感されている部分だといえます。
- 軽さ (55で2.8kg、75で4.2kg)
- サスペンションホイールによる走行の軽さ
- カラーバリエーションの豊富さ
さらに、色やデザインを購入理由に挙げる方が多いのもキュリオの特徴でしょう。ビジネス一辺倒のブラック系とは違う選択肢として支持されています。
不満として挙がる点
一方の不満は、機能面と使い勝手に集中していました。以下は実際のレビューから確認できた内容です。
- ストッパーがないので電車内で動いてしまう
- 明るい色は汚れが目立ちやすい
- ファスナーが場面によって滑らかでないことがある
- サイドハンドルが欲しい
なお、PCポケットに関する不満は55フロントオープニング側の話です。ブックオープニングの評価に混ぜて読まないでください。
キュリオは壊れやすい? 耐久性と保証の実際


ポリプロピレン系ボディは手で押すとしなるため、頼りなく感じる方がいます。ただし柔軟性があることと、実際に壊れやすいことは別の話にほかなりません。
第三者検証では低い結果になっていない
第三者による比較検証では、耐久性の評価が68で4.33、75で4.34となっています。少なくともこの結果から、キュリオが壊れやすいと断定できる材料はありません。
シェルがしなる設計は、衝撃を受け流す方向の考え方でもあります。硬く変形しないシェルの感触を好む方には合いませんが、それは好みの問題です。
★重要: 3年保証の対象範囲
キュリオの主要モデルには条件付き3年保証が付いてきますが、内容は必ずご確認ください。ただし3年間なら何でも無料修理、という意味ではありません。
- 通常使用による摩耗は対象外
- 誤使用・不注意・事故による損傷は対象外
- 航空会社など輸送業者による損傷は対象外
- 修理時には保証書または購入証明が必要
スーツケースは輸送中に衝撃を受ける製品です。預け入れで生じた傷や破損はメーカー保証の範囲外になる点を理解しておいてください。



保証の範囲は、購入前に一度目を通しておくことをおすすめします。「3年保証だから安心」と思っていたら、預け入れでの破損は対象外だった、というのはよくある話です。
防水性はサイズで結果が違う
雨天時の扱いも気になるところです。ただしここもサイズによって検証結果が分かれます。
散水試験では75が高い評価を受けた一方、68では下部付近から水の侵入が確認されました。防水バッグではないため、雨天時に完全防水を期待する使い方は避けたほうが無難です。
| 対象サイズ | 散水試験の結果 |
|---|---|
| 75 | 高い評価 |
| 68 | 下部付近から水の侵入を確認 |
シリーズ全体で水に強い、あるいは弱いと一括評価するのも実態に合いません。長時間の雨が想定される場合は、レインカバーの併用を検討してください。
セキュリティファスナーの位置づけ
キュリオのブックオープニングには、二重構造のセキュリティファスナーが採用されているモデルがあります。通常のファスナーよりこじ開けにくくする設計です。
ただしファスナー式である以上、完全な防犯性が確保されるわけではありません。あくまで耐侵入性を高める設計として理解しておくのが適切です。
キュリオはこんな人におすすめ


ここまでの内容を踏まえると、相性のよい人とそうでない人がはっきり分かれます。出張族15年・スーツケース1000日以上使用の経験から、判断が分かれやすい条件を挙げてみました。
キュリオが向いている人
- スーツケース本体をとにかく軽くしたい
- 狭いホテルの部屋で荷造りすることが多い
- 帰りに荷物やお土産が増えることが多い
- ブーツなど高さのある物を入れたい
- カラフルなデザインを選びたい
別のモデルも検討したほうがいい人
- 電車移動が多くキャスターストッパーが必須
- 静音性を最優先で選びたい
- 硬く変形しにくいシェルの感触を好む
- 内部を細かい仕切りで整理したい
- 移動中にノートPCを頻繁に出し入れする (55フロントオープニングが候補)
ストッパー付きのモデルを探している方へ
電車移動が多く、ストッパーを外せない条件にしている方もいるはずです。その場合は、ストッパーを標準搭載しているブランドから探したほうが早く決まります。
私が実際に使っているモデルにも、ストッパーの使い勝手に触れた記事がありますので、ご覧ください。比較検討の材料としてご覧ください。
アメリカンツーリスターというブランドの位置づけ


キュリオを検討する過程で、ブランドそのものが気になる方もいるはずです。背景を知っておくと、価格帯や商品の方向性が理解しやすくなります。
サムソナイト傘下のブランド
アメリカンツーリスターは1933年に米国で創業したブランドで、1993年にサムソナイトが買収しました。現在もサムソナイトグループに属しています。
ただし両者は別ブランドとして展開されており、商品の方向性も異なります。アメリカンツーリスターのほうが、手に取りやすい価格帯とカジュアルな配色を多く扱っていると感じます。
| 項目 | アメリカンツーリスター | サムソナイト |
|---|---|---|
| 創業 | 1933年 (米国) | 1910年 (米国) |
| 資本関係 | 1993年にサムソナイトが買収 | 親会社 |
| 方向性 | 手に取りやすい価格帯・カジュアルな配色 | 上位価格帯 |
キュリオのカラーバリエーションの豊富さも、このブランド性格の延長線上にあると考えると理解しやすいでしょう。
アメリカンツーリスター キュリオについてよくある質問


購入前に迷いやすい点をまとめました。細かい仕様はサイズごとに違うため、購入対象のサイズでご確認ください。
Q アメリカンツーリスターはサムソナイトと同じですか?
A同じグループに属しますが、別ブランドとして展開されているため中身は同じではありません。価格帯も配色の方向性も異なるので、サムソナイトの評判をそのままキュリオに当てはめないでください。
Q TSAロックの鍵は付属しますか?
Aキュリオの主要モデルにはTSA対応のダイヤル式ロックが採用されています。鍵穴は空港の検査官が使用するためのもので、購入者が使う鍵が付属するわけではありません。解錠は暗証番号で行い、初期設定から任意の番号へ変更して使います。
Q TSAロックの暗証番号はどう設定しますか?
A購入時は初期設定の番号になっています。メーカーの案内に従って、任意の番号へ変更してから使ってください。番号を変更しないまま使うと初期設定のままの状態が続くため、受け取ったら最初に設定を済ませておくと安心です。
Q セキュリティファスナーがあれば安全ですか?
Aブックオープニングには、二重構造のセキュリティファスナーを採用したモデルもありました。通常のファスナーよりこじ開けにくくする設計ですが、ファスナー式である以上は完全に防げるわけではありません。貴重品は手荷物で管理し、預け入れには入れないという基本は変わらないと考えてください。
Q 73トランクと75ブックオープニングはどちらがいいですか?
A73トランクは73×43×37cm・76L・4.7kgで、縦長のシルエットと3分割収納が特徴です。75ブックオープニングは98/114L・4.2kgなので、容量が大きいうえに本体は軽くなります。容量と軽さを優先するなら75、縦長ボディと整理のしやすさを取るなら73と考えてください。
Q キュリオとフロンテックはどちらを選ぶべきですか?
A比べるときは、重量・シェル素材・収納方式・PCへのアクセス・キャスター関連機能・価格の6点を見てください。キュリオ側の強みは、軽さとブックオープニング、容量拡張、カラーバリエーションです。PCを頻繁に出し入れするならフロントオープン系、荷造りのしやすさと軽さを取るならキュリオという整理になります。
Q 口コミの評価はそのまま信じていいですか?
A通販サイトによっては、サイズ違いやカラー違い、場合によってはフロントオープニングとブックオープニングまで同じレビュー欄に統合されているかもしれません。平均点だけを根拠にするのは避け、どのモデルについての評価かを確認しながら読むことをおすすめします。
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アメリカンツーリスター キュリオのレビューまとめ


いかがだったでしょうか。以下、この記事のポイントをまとめました。
- キュリオは片面が深く開くブックオープニング構造の軽量シリーズ
- 55は33/42L・2.8kg、68は75/91L・3.9kg、75は98/114L・4.2kg
- 55の通常時は3辺合計115cmで機内持ち込みの一般的な基準に収まる
- 55を拡張すると3辺合計120cmになり、基準を超える
- 75は通常時158cm、拡張時163cmで預け入れの基準に注意
- キャスターストッパーは非搭載。電車移動が多い方には影響が大きい
- ボディはポリプロピレン系。73トランクだけポリカーボネート
- 内部を細かく仕切るタイプではなく、袋分けとの相性で評価が変わる
- 静音性・防水性はサイズによって検証結果が分かれる
- 保証は条件付き3年。輸送中の破損や通常使用の摩耗は対象外
キュリオは、狭い場所での荷造りのしやすさと軽さを両立させたシリーズです。装備を絞った構成なので、何を優先するかがはっきりしている方ほど満足しやすいでしょう。
この記事が、アメリカンツーリスター キュリオの購入を検討している方の判断材料になれば嬉しく思います。










